【バレーボール選手の年収が気になる人】

「野球選手やサッカー選手の年収って、ニュースとかで聞いたことがあるけど、バレーボール選手の年収って聞いたこがない。どのくらい稼いでるの?日本人のトップ選手だと年収はどのくらいなの?稼げるのか稼げないのか教えて欲しい!」

選手の収入を考えるときは、所属チームから受け取る年俸と、スポンサー契約やメディア出演などを含む年収を分けて見ることが大切です。契約形態や集計する収入の範囲が違えば、金額をそのまま比較することはできません。

この記事では、男子バレーボール選手の収入の仕組みと、日本人トップ選手5人の年収に関する情報を紹介します。金額については、公表・報道された情報と私の推測を区別して見ていきます。

■コンテンツ

■男子バレーボール選手の平均年収とは?

■男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5

ということで今回の記事では「男子バレーボール選手の平均年収とは?」、「男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5」を解説していきます。5分程度で読める記事なのでバレーボール選手のお金事情に興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

■男子バレーボール選手の平均年収とは?

■男子バレーボール選手の平均年収とは?

男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5を解説する前に、男子バレーボール選手の平均年収を他のスポーツと比較しながら確認しておきましょう。

①平均年収が高いとされているスポーツは?

②コストパフォーマンスが悪いスポーツは?

③Vリーグに所属している選手の平均年収は?

①平均年収が高いとされているスポーツは?

世界中で最も平均年収が高いスポーツは4億6千万円でバスケットボール。2位がクリケットで4億4千万円。そして、3位が4億2千万円の野球。バスケットボールは違和感ないですが、クリケットが2位というのは驚きですよね。国内では野球選手の平均年収4,500万円が断トツでTOP。小さな頃から野球漬けの毎日を送り、死に物狂いで甲子園に出場することを目指す。そして熾烈なレギュラー争いに勝ち抜き活躍したほんの一部の選手だけがプロ野球選手になれる。そう聞くと平均年収が4,500万円なのも頷けます。しかし、4,500万円という平均年収は一部の高額年俸を得ているトップ選手に引き上げられた金額です。プロ野球は最低年俸が1軍で1600万円、2軍選手は440万円、育成選手は240万円。育成選手となると月収20万円のサラリーマンと同額。平均年収は4,500万円ですが、実情は厳しい世界ということですね。

②コストパフォーマンスが悪いスポーツは?

最もコストパフォーマンスが悪いスポーツはボクシングですね。もちろん、井上尚弥選手や村田諒太選手などの世界を舞台に活躍している選手たちは億超えの収入を得ています。井上尚弥は6億円超えと試算されており、とんでもない金額を稼いでいるようです。しかし、ほとんどの選手はそうではありません。ランク別にボクサーの収入をまとめてみました。

(ランク別ボクサーの収入一覧)

ランク1試合当たりの金額年収(2試合)
日本チャンピオン100万円~200万円~
日本ランカー(10位以内)30万~100万円60万~200万円
A級ボクサー15万~50万円30万~100万円
B級ボクサー10万~30万円20万~60万円
C級ボクサー5万~10万円10万~20万円

ファイトマネーだけで算出しているので、テレビ出演やスポンサー収入は加味していませんが、日本チャンピオンでも年収200万円というのはあまりに努力に見合ってないと思います。ボクシングは厳しい練習に加えて減量もあり、さらに拳で殴り合う激しいスポーツです。命を削るような競技なので現役の期間も短いし、短期間にたくさん試合をすることができません。血のにじむ努力をしても大金を稼ぐことができるのは世界チャンピオンレベルのみ。厳しすぎる世界です。

あと、カーリング選手のお金事情は厳しいと聞いたことがあります。年収で250万円稼げればいい方だそうです。カーリングは使用する用具も高価で、取っ手付きのストーンは1個で10万円もするそうです。稼げるお金が少ないのに用具にはお金がかかる。そういった点ではコストパフォーマンスが悪そうですよね。

③Vリーグに所属している選手の平均年収は?

国内のトップリーグであるVリーグには企業に所属する社員選手と企業とプロ契約を結んでいるプロ選手。そしてVリーグの規定で認められている外国人選手(1チーム2選手まで)の3種類の選手がいます。実はVリーグのチームは企業チームがほとんどなので、そこで活躍する選手の大半は社員選手。なのでほとんどの選手の収入は世の中のサラリーマンやOLと同程度というのが一般的です。堺ブレイザーズや岡山シーガルズなど、一部のチームはクラブ化していて所属する全選手がプロ選手。なんてチームもありますが、まだまだ一般的ではありません。

それでは、社員選手・プロ選手・外国人別に平均年収を確認してみましょう。

■社員選手の平均年収

所属する企業にもよりますが、だいたいの月収は30~50万円、年収だと400~600万円くらいですね。社員選手の平均年収は480万円程度。同世代のサラリーマンに比べ手取りが少し高いのは、勝利手当や遠征手当など一般の社員にはない特殊な手当があるためです。

■プロ選手の平均年収

プロ選手の年収は600万円~4,000万円で平均年収は1,000万円程度。若手選手や実績が少ない選手は600万円程度ですが、日本代表のエースクラスになると2,000万円以上稼ぐ選手がちらほら出てきます。また、リベロやセッターよりもアウトサイドヒッター、アウトサイドヒッターよりもオポジットの方が年収が高い傾向にあります。攻撃的なポジションほど稼ぎやすいということですね。

■外国人選手の平均年収

大企業のチームと契約している外国人選手は1億円を超える報酬を得ていますが、企業規模で劣るチームやクラブチームなどは高額な報酬を支払うことができません。外国人選手の平均年収は4,000万円程度。実績のある外国人選手を獲得しようとするとかなりのお金がかかってしまいます。

■男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5

■男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5

それでは、男子バレーボール選手の平均年収を押さえたところで、日本人選手の年収ランキングTOP5を解説していきたいと思います。Vリーグ(国内リーグ)に所属する選手が入るのか。それとも海外リーグに所属する選手がメインになるのか。気になるところですね。

・年収ランキング第5位‗柳田将洋選手(1,300万円)

柳田選手は2013年に全日本代表メンバーに登録され、ドイツのブンデスリーガ1部のチームに所属していた経歴を持つ選手。現在はTOKYO GREATBEARSの主力選手として活躍をしています。海外リーグに所属していたころの年収はCMへの出演料やスポンサー収入を含めて3,000万円程度あったとされています。現在はTOKYO GREATBEARSにプロ選手として契約をしていますが、年俸は過去の経歴や実績を踏まえると1,300万円と予測されています。全盛期からは年収が下がっていますが、Vリーグの平均年収が600万円程度なので、それでも普通の選手の倍は稼いでいるということになります。

・年収ランキング第4位‗小野寺太志選手(2,500万円)

小野寺選手は2018年に日本代表メンバーに選出されてから主力選手として活躍しており、今や日本№1のミドルブロッカーと言われています。2023年にJTからサントリーサンバーズにプロ選手として移籍をしているのですが、日本代表のエースクラスということから年俸は2,000万円程度。国内リーグではかなり高額な年俸だと思います。サポーターなどを販売するザムストとスポンサーシップ契約を締結していることも踏まえ、トータルの年収は2,500万円程度だと思われます。これから小野寺選手が年収を大きく上げていくには海外リーグに挑戦するか、大きなスポンサーからのサポートを受ける必要があるかもしれませんね。

・年収ランキング第3位‗西田有志選手(5,000万円)

バレーボールのプロ契約では、リベロよりもアウトサイドヒッター、アウトサイドヒッターよりオポジットと、より攻撃的なポジションの方が年俸が高い傾向にあります。なので、日本代表不動のオポジットである西田選手は国内ではトップレベルの年俸をもらっているでしょう。更に自身のYouTubeチャンネルを開設しており、登録者は約38万人。更に3社とスポンサー(アシックス・日本シグマックス・avivo株式会社)契約を結んでいます。パナソニックパンサーズの年俸、YouTubeチャンネルからの収益、スポンサーからの収入、メディアへの出演料などなど、合計すると5,000万円程度の年収を得ていると思います。

・年収ランキング第2位‗石川祐希選手(6,000万円)

バレーボール界の至宝こと石川祐希選手は2位。2018年に世界最高峰のリーグであるセリエAのパッラヴォーロ・モデナ入団すると、そこから6シーズン、イタリアで戦い続けています。6年間は日本人のセリアA在籍期間として史上を最長となります。イタリアのプロバレーボールにおけるトップ選手の年収が約1億円。石川選手は2018年に2~3合目に位置していると語っていることから2018年時点で年収は1億円には達してはいないと推測されます。そこからラティーナ、シエナ、パドヴァ、ミラノと渡り歩き、ミラノでは中心選手としてリーグ4位という成績に貢献。そして、2024年にセリエA王者であるペルージャへの移籍を発表。トップ選手の年収、石川選手のキャリアや戦績、ペルージャという世界的な強豪チームへの移籍を考えると年収は6,000万円ほどになると考えられます。

石川祐希選手の収入源を、もう少し詳しく知りたい方へ。 クラブからの年俸やスポンサー契約について、別の記事で取り上げています。記事後半では、石川祐希選手のシューズについても紹介しています。

▶ 石川祐希選手の年収・収入源とシューズについて詳しく見る

・年収ランキング第1位‗髙橋藍選手(6,500万円)

髙橋選手は2023‐24シーズンまで石川選手と同様にイタリアのセリエAで活躍をしていた選手。ただ、実績や所属チームのレベルを考えると石川選手程の年俸はもらっていなかったと思います。石川選手の年収を参考にすると半額の3,000万円程度でしょう。髙橋選手は2024‐25シーズンからサントリーサンバーズに移籍することを発表しています。彼の年齢や活躍からサントリーサンバーズが3,000万円より低い年俸を提示する可能性は低く、おそらく4,000万円程度の契約となっていると思います。髙橋選手の年収が石川選手を越える理由はコーセーとスポンサー契約を結んでいることから。芸能人や著名人のスポンサー契約の相場から考えると2,000万円~3,000万円の収入になっていると思います。サントリーサンバーズからの年俸とスポンサー契約から得ている収を合計すると、髙橋選手の年収は6,500万円と予想されます。

気になる選手のプレーをテレビの大画面で楽しもう

収入や経歴を知って、「この選手はコートでどんなプレーをするのだろう」と気になった方は、試合にも注目してみてください。スパイクやサーブの迫力だけでなく、ラリーの中で味方を支える動きにも、選手それぞれの魅力が表れます。

スマホやパソコンで見ている試合配信を、テレビの大画面で楽しむ方法は下の記事にまとめています。Fire TV StickやHDMIケーブルなど、ご自宅の環境に合う視聴方法を確認してみてください。

▶ バレーボール観戦をテレビで快適に見る方法【Fire TV Stick・HDMI・スマホ接続を解説】

まとめ:選手の年収は金額の根拠と収入源を分けて見よう

男子バレーボール選手のお金事情を見るときは、所属チームからの年俸と、スポンサー契約などを含めた年収を区別することが大切です。契約先が発表されていても、それだけで受け取る金額まで分かるわけではありません。

金額を比較するときは、いつの情報か、何を含む金額か、どこから発表・報道された情報かにも注目してみてください。選手の経歴や活動を知ることで、コート上のプレーだけでは見えてこない一面にも関心が広がります。

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