2026年大会の男子最終順位は、東山高校が6年ぶり2回目の優勝を果たし、準優勝が清風高校、3位が雄物川高校と駿台学園でした。上位チームを中心に多くの選手が注目を集める非常にレベルの高い大会だったと思います。今回の記事では「春高前から有名だった選手」にも注目しますが、春高バレー2026という大舞台で結果を出し、「今後も注目すべき」という選手について解説をします。

なぜ評価が上がったのか、今後どこに注目すべきなのかまで整理しているので、春高後も追いかけるべ期待の選手を知りたい人はぜひ参考にしてください。

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春高バレー2026で“評価を上げた選手”とは?

春高バレー2026で“評価を上げた選手”とは?

春高バレー2026で「プレーのクオリティ」や「チームの成績(順位)」、「チームの勝利への貢献度」などから、個人賞を受賞した選手を「評価を上げた」とします。数多くの選手達の中から最も評価され、最優秀選手賞を受賞した「岩田怜偉」をはじめ、優秀選手賞に輝いた、「齋藤航、尾﨑亮太、西村海司、佐々木悠成、堀内晴翔」を紹介していきたいと思います。春高2026は、優勝した東山だけでなく、準優勝の清風、3位の雄物川と駿台学園のどのチームも完成度が高く、ハイレベルな試合を見せてくれていました。上位校のレベルの高さはそのまま注目選手のレベルの高さにつながっているので、どの選手も将来に期待を持てる才能と可能性を秘めています。

岩田怜偉(東山高校)|大会の主役となった全国最高峰の2年生エース

春高バレー2026での評価

まず外せないのが、東山高校の岩田怜偉選手です。岩田選手は最優秀選手賞と優秀選手賞を受賞。東山高校を6年ぶり2回目の優勝に導いた2年生アウトサイドヒッターで、春高バレー2026を象徴する選手だったと言っていいでしょう

岩田選手の評価がさらに上がった理由は、単に「優勝校のエースだったから」ということだけではありません。大会を通じて高い次元で安定した結果を出したエースが、まだ2年生という点が大きかったと思います。Sportivaでも、岩田選手はU16日本代表歴を持つ選手であり、「スパイクの高さと破壊力」と「バックアタックでも安定して得点ができる技術」を評価されていました。準々決勝では鎮西との激戦でも大事な場面では必ず存在感を示しており、トーナメントを勝ち上がる中で「注目選手」から「大会の顔」へ一段階上がっていった印象です。

プロフィール‗2026年3月時点

氏名岩田 怜偉(いわた れい)
学年2年生
身長187㎝
最高到達点335㎝
経歴全国中学生選抜・U16日本代表

今後も注目すべき点

今後も注目すべき理由は、2027年の春高でも主役候補になりうるからです。最優秀選手賞を受けた2年生という時点で、来年の春高でも中心選手としての活躍を期待できますよね。「春高バレー2026で最も印象に残った選手は誰か」と聞かれたとき、真っ先に名前が挙がる選手であり、春高バレー2027でも充当に活躍をすれば強豪大学への進学は当然ですが、プロへの挑戦、全日本代表への道もみえてくる世代最強の選手です

尾﨑亮太(清風高校)|チームを準優勝に導いた3年生エース

春高バレー2026での評価

準優勝した清風高校から挙げるならエースの尾﨑亮太選手です。尾﨑選手は優秀選手賞を受賞した3年生のアウトサイドヒッター。清風高校は決勝で東山高校に敗れたものの、前評判を覆す準優勝という結果を残し、2026年大会の台風の目となりました。

尾﨑選手の評価が上がった理由は、勝負どころで「3年生の意地」を見せたことからです。準決勝の駿台学園戦では2時間半を超える激戦を制して決勝進出を決めました。この試合では1年生エースの西村海司選手が負傷交代するアクシデントがありましたが、その中で尾﨑選手が「自分がやるしかない」と奮起。終盤の勝負所でことごとくスパイクを決め切ってて、チームを勝利に導きました。単なる優秀選手賞受賞者ではなく、王者駿台学園を相手にジャイアントキリングを達成する原動力となったことで評価を上げました。

プロフィール‗2026年3月時点

氏名尾崎 亮太(おざき りょうた)
学年3年生
身長186㎝
最高到達点335㎝
経歴全国中学生選抜

今後も注目すべき点

次に注目すべきは、尾崎選手の進路です。まだ現時点では進路は未公表となっていますが、チームを準優勝に導き、優秀賞を受賞した実績があるので、豪大学のスカウトは必ず注目をしています。また、技術や能力だけではなく。大会で見せた勝負強さやメンタルの強さ。下級生中心の清風高校を3年生として、チームをけん引してきたリーダーシップは上のカテゴリーで成功するための重要なポイントとなります

西村海司(清風高校)|1年生で優秀選手賞に選ばれた“来年の主役候補”

2026年大会で一気に全国区の選手に登りつめた西村海司選手も外せません。西村選手は清風高校の1年生アウトサイドヒッターで、身長181cm。1年生ながら準優勝チームの主力の1人として活躍し、優秀選手賞に選ばれました。

西村選手の評価が高いのは単に1年生だからというわけではなく、試合を重ねていく度に実績を積み重ね、エースの風格を身に付けるまでに急成長していたから。日刊スポーツでは、準決勝の駿台学園戦で西村選手を「1年生エース」と表現しており、清風の準決勝進出に欠かせない選手だったことがうかがえます。途中で負傷交代する場面はあったものの、1年生が春高バレー出場校のエース達との打ち合いに勝利していく姿は圧巻でした。

プロフィール‗2026年3月時点

氏名西村 海司(にしむら かいじ)
学年1年生
身長181㎝
最高到達点338㎝
経歴U15日本代表(MVP受賞)

今後も注目すべき点

1年生ながらエース級の活躍でチームを準優勝に導いたことから、2027年の春高バレーでの活躍も当然期待できます。2027年の春高バレーでは、本記事でも紹介している岩田玲偉選手のように活躍どころか「大会の顔・主役」になる可能性を秘めている選手です。ぜひ、春高バレー2027では、2026大会の主役だった岩田選手と西村選手との激しい打ち合いを見てみたいものですね!

佐々木悠成(雄物川)|3位進出の原動力となった伝統校のエース

秋田の名門雄物川高校から、佐々木悠成選手を紹介したいと思います。佐々木選手は3年生のアウトサイドヒッター。雄物川高校を3位に導き、優秀選手賞も受賞しました。上位校の中でも、関東や関西の強豪に一歩も引くことなく、地方の雄として存在感を示した選手の1人です。

今大会の佐々木選手評価は、雄物川高校の上位進出を象徴するような得点源だったからです。月刊バレーボールの紹介では、佐々木選手は「エースとして高い得点力を見せた」とされており、伝統校らしい粘り強さだけでなく、個の力で局面を打開していく攻撃力を示した選手として評価されています。上位常連校ではあっても、話題となり注目選手とされることは簡単ではないですが、3位+優秀選手賞という結果は十分すぎる結果だと言えます。

プロフィール‗2026年3月時点

氏名佐々木 悠成(ささき ゆうせい)
学年3年生
身長185㎝
最高到達点338㎝
経歴JOC秋田県選抜

今後も注目すべき点

佐々木選手の進路は本人・高校から公式として発表はされていませんが、大学関連の掲載情報などから、「駒澤大学」に進学する可能性が高いとみられています。駒澤大学は中央大学・東海大学・早稲田大学のような上位チームとの力の差はありますが、一部リーグには安定して所属しており、戸嵜嵩大選手(東京グレートベアーズ)などをSVリーグに輩出しています。佐々木選手の加入により、上位チームと対等に戦える大学となるか。佐々木選手の次なるステップは?など、佐々木選手、駒澤大学の今後に要注目ですね。

堀内晴翔(駿台学園)|4連覇は逃しても評価をされた名門の司令塔

最後は駿台学園から堀内晴翔選手を紹介します。4連覇を逃しはしましたが、3位に入り優秀選手賞を受賞したセッター。エースや大型選手に注目が集まりがちですが、優勝校ではないチームのセッターが個人賞に選ばれたのは、それだけゲームメイクが高く評価された証拠です。

駿台学園は男子史上初の4連覇を目指していたチームでしたが、準決勝で清風にフルセットの末に敗れました。大会前から4連覇を期待されており、選手全員がおそらく大きなプレッシャーの中で戦っていたのだと思います。それでも堀内選手が司令塔として名門の完成度を支えてきたからこそ、3位という結果に繋がり優秀選手賞に選ばれたのだと思います。難しい状況の中でも精度を落とさない精神的な強さも素晴らしい選手です。

プロフィール‗2026年3月時点

氏名堀内 晴翔(ほりうち はると)
学年3年生
身長174㎝
最高到達点310㎝
経歴全国中学生選抜

今後も注目すべき点

堀内選手は「明治大学」への進学が有力と言われています。明治大学は早稲田大学、筑波大学、日体大等の強豪大学とも対等に渡り合うことができる強豪チームと言えます。また、武田大周選手(大阪ブルテオン)や安井恒介選手(堺ブレイザーズ)などのSVリーガーを多く輩出しています。大学卒業後にトップリーグを目指す選手にとって相応しい進学先と言っていいでしょう。堀内選手が大学でも継続的に結果を出せる選手に成長すれば、将来プロのカテゴリーで活躍する姿をみれる可能性が高いのではと思います。

この5人の今後はどうやってチェックすればいい?

この5人の今後はどうやってチェックすればいい?

春高バレーが大会が終わってから「この選手は次にどこで見ることができるのか」「今後、どんな成長をしていくのか?」が気になり始めてからがバレーボールファンへの入口となります。今回紹介した5人のように、優勝校の絶対的エース、準優勝校の中心選手、来年以降も追える下級生、3位校の主力、名門校の司令塔のような将来活躍する可能性が高い選手を押さえておくと、その後のバレーボール観戦がかなり楽しくなります。

春高バレーをきっかけにバレー観戦に興味を持った人はかなり多いと思います。高校カテゴリーで活躍した選手をSVリーグや大学バレーまで追っかけることで、上のカテゴリーでは「どんな風に成長していくのか?」「自分の推しは通用するのか?」をチェックすることができます。これはスポーツ観戦の醍醐味ですよね。「春高で評価を上げた選手」を知ることで、今後追いかけてみたい選手などを見つけるヒントにしてもらえると嬉しい限りです。

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まとめ|春高バレーをチェックすることでバレーはもっと面白くなる

まとめ|春高バレーをチェックすることでバレーはもっと面白くなる

春高バレー2026の男子は、東山が6年ぶり2回目の優勝を果たし、最優秀選手賞には岩田怜偉選手が選ばれました。優秀選手賞には齋藤航選手、尾﨑亮太選手、西村海司選手、佐々木悠成選手、堀内晴翔選手が入り、上位には清風、雄物川、駿台学園も名を連ねています。

今回紹介した5人は、それぞれ立場は違っても、春高2026で確実に評価を上げた選手たちです。大会の主役になった岩田怜偉選手。準優勝チームを支えた尾﨑亮太選手。1年生で一気に全国に名を轟かせた西村海司選手。3位進出の原動力となった佐々木悠成選手。4連覇は逃しても評価を落とさなかった堀内晴翔選手。こうした選手を押さえておくと、春高を一度見ただけで終わらず、その後のバレー観戦がずっと面白くなりますので、ぜひ今回の選手たちの今後にも注目してみてください!

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