バレーボール男子日本代表が、アジア王者の名誉とロサンゼルスオリンピックの出場権をかけたアジア男子バレーボール選手権大会に挑みます。

「買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026」は、2026年9月4日から13日まで、福岡県の北九州市立総合体育館で開催され、優勝チームには2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権が与えられます。日本にとって、自国開催でアジア選手権連覇とオリンピック出場決定の両方がかかった重圧のかかる大事な大会となります。

この記事では、男子アジア選手権2026の試合日程、テレビ放送・ネット配信予定、日本代表の注目選手、対戦国、優勝するためのポイントを詳しく解説します。

結論|日本戦はフジテレビ系列・TVer・FODで視聴できる

結論|日本戦はフジテレビ系列・TVer・FODで視聴できる

日本代表戦はフジテレビ系列で地上波放送される予定です。予選3試合は19時から生中継。TVerでは日本代表戦全試合を無料配信し、FODプレミアムでも全試合が配信されます。

視聴方法対象試合特徴
フジテレビ系列日本代表戦全試合予選3試合は19時から生中継
TVer日本代表戦全試合無料配信・見逃し配信あり
FODプレミアム日本代表戦全試合配信で視聴可能
フジテレビONE・TWO・NEXT日本代表戦CS放送で視聴可能

地上波中継後には、TVerで選手インタビューやハイライトの配信も予定されています。テレビや配信のスケジュールは変更される場合があるため、試合直前にはフジテレビの大会公式ページを確認してみてください。

フジテレビ「バレーボール アジア選手権2026」公式ページ

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男子アジア選手権2026の大会概要

男子アジア選手権2026の大会概要

項目内容
大会名買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026
開催期間2026年9月4日~13日
会場北九州市立総合体育館
出場チーム数12チーム
日本の目標アジア連覇・ロサンゼルス五輪出場権獲得

今大会にはアジアの世界ランキング上位12チームが出場します。3つのプールに4チームずつ分かれて予選ラウンドを行い、各プール上位2チームと、3位チームの中で成績上位の2チームを合わせた8チームが決勝トーナメントへ進みます。

準々決勝からは負ければ終わりの一発勝負です。優勝チームがロサンゼルスオリンピックの出場権を獲得するため、例年以上に各国は力を入れてきます。オリンピックはバレーボール選手にとって最大の目標とされる大会であることから、緊張感のある試合が続くでしょう。

男子日本代表の試合日程

男子日本代表の試合日程

日本は予選ラウンドでPOOL Aに入り、オマーン、バーレーン、オーストラリアと決勝トーナメント進出をかけて戦います。

日程試合試合開始予定
9月4日日本対オマーン19時30分
9月6日日本対バーレーン19時30分
9月8日日本対オーストラリア19時30分
9月11日準々決勝日本進出時
9月12日準決勝日本進出時
9月13日決勝・3位決定戦日本進出時

日本が優勝するためには、予選で無駄にセットを落とさず着実に勝ち星を重ねて、プール1位で決勝トーナメントに進むことが重要です。

予選順位によっては、決勝トーナメントの序盤で他のプールを上位で勝ち抜いてきたチームと対戦することになっていしまいます。早い段階でイラン、中国、カタールなどの強豪と当たる可能性を下げるためにも、ただ勝利するのではなく無駄なセットを戦わないことが大切です。

男子日本代表は前回王者としてアジア連覇を狙う

男子日本代表は前回王者としてアジア連覇を狙う

男子日本代表は2023年にイランで開催された前回大会で優勝しています。前回は予選を含む5試合すべてに勝利し、落としたセットはわずか1。決勝では開催国イランを3-0で破り、通算10回目のアジア制覇を達成しました。石川祐希選手が大会MVPを受賞したほか、髙橋藍選手がベストアウトサイドヒッター、小野寺太志選手がベストミドルブロッカーに選出されています。

一方で、日本はVNL2026の予選を12戦全勝で通過しながら、準決勝でアメリカ、3位決定戦でスロベニアに敗れて4位となりました。世界トップレベルで勝ち続ける力は証明したものの、「トーナメントでの一発勝負で勝ち切れなかった」という課題も残しています。

アジア選手権では「優勝候補だから勝って当然」というプレッシャーの中で、準々決勝以降の接戦を取り切れるかが問われます。VNL2026については、以下の記事でも詳しく解説しています。

VNL2026男子日本代表の注目選手|石川祐希・髙橋藍・西田有志らの見どころを解説

男子バレーボール日本代表の注目選手

男子バレーボール日本代表の注目選手

正式な大会登録メンバーは発表後に更新します。ここでは、ネイションズリーグなどの直近の大会に出場しており、アジア選手権大会にでる可能性の高い注目選手を取り上げます。

石川祐希|苦しい場面で得点を託される日本のエース

石川選手の強みは、スパイクだけでなく、サーブ、サーブレシーブ、ディグ、ブロックを含めた総合力の高さです。レセプションが崩れて二段トスになった場面でも、強打、ブロックアウト、軟打を使い分けて得点につなげられます。

前回のアジア選手権ではMVPを受賞しました。相手から徹底的にマークされることが予想される今大会でも、高い安定感を発揮し、セット終盤の苦しいローテーションでどのように得点を奪うかが見どころです。

流れが相手に傾いた場面で、石川選手が得点力とリーダーシップの両面からどう立て直すかにも注目です。

髙橋藍|攻守のバランスと高い得点力に注目

髙橋藍選手は、VNL2026で日本の得点源として大きな存在感を示しました。高い打点から打ち切るだけでなく、圧倒的な基礎技術の高さに裏付けされたトリッキーなプレーが持ち味。

相手ブロックとの駆け引きや、予想だにしないコースへのスパイク、フェイントはまさにネット際の魔術師。守備において、リベロと並んで広い範囲をカバーし、レセプションも常に安定しているのも強みです。

各チームは髙橋選手の攻撃力を警戒してサーブで狙い、攻撃をさせないようとしてくる可能性があります。厳しいサーブを受けながら、どれだけレセプションの安定感を維持して、高い決定率を維持できるかがポイントです。

西田有志|サーブとスパイクで流れを変える点取り屋

オポジットの西田有志選手には、重要な場面で得点を取り切る役割が期待されます。左腕から放つ独特なコースと、ブロックの完成前に打ち抜ける速いスイングが大きな武器。

そして、西田選手のもう一つの武器がサーブ。世界トップレベルのスピードと不規則な回転での変化で連続サービスエースも珍しくありません。短期決戦では、どれだけサーブミスを抑えて得点を狙っていけるかも重要になってきます。

西田選手がサーブとスパイクの両方で相手に圧力をかけられれば、高さで劣る日本代表でも点の取り合いを制することができるでしょう。

小野寺太志・深津英臣ら中央を生かす選手にも注目

サイドの3選手に加えて、ミドルブロッカーとセッターの働きも重要です。小野寺太志選手は、前回大会でもベストミドルブロッカーに選ばれており、知性的なブロックとコースの選択肢を広くもったクイックで貢献しました。今回大会でもブロックで相手スパイクのコースを限定し、クイックでの得点で相手ブロッカーを引き付けて欲しいですね。

言わずもがなですが、司令塔である深津英臣選手らセッターの働きで勝敗は左右されます。相手の状況を見ながらどうミドルとサイドを使い分け、各スパイカーの決定率を最大化できるか、レシーブが崩れた状態でもどれだけクイックやパイプなどのコンビを展開できるか。セッターの腕次第で得点パターンは無限に広がります。

各ポジションの役割を詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

バレーボール|ポジション別の役割を深掘り【日本代表レベルで求められる動きとは?】

予選ラウンドで対戦する3チームの特徴

予選ラウンドで対戦する3チームの特徴

POOL Aで日本が対戦するのは、オマーン、バーレーン、オーストラリアの3チーム。2026年8月3日更新のFIVB男子世界ランキングでは、日本が6位、バーレーンが43位、オーストラリアが52位、オマーンが61位となっています。順位だけを見れば日本が格上ということになりますが、世界ランキングは国際大会への出場数や対戦相手にも左右されるため、単純に順位差が力の差というわけではありません。

初戦のオマーン(世界ランキング61位)|勢いに乗せたくない相手

初戦で対戦するオマーンは、FIVB世界ランキング61位。POOL Aの4チームでは最も順位が低く過去の実績から見ても、日本が本来の実力を発揮できれば難しい相手ではないです。

実際、2026年6月に行われたAVC男子カップでは、予選ラウンドを1勝3敗で終えて最終順位は9位。アジアの強豪国と言えるような実績ではありませんでした。

一方で、失う物のない立場というのは怖いものです。負けても仕方ないと腹を括り、リスクを恐れずに思い切ったサーブや攻撃を仕掛けてくることも考えられます。

日本にとって重要なのは、自国開催の「初戦という緊張感」と「格下に負けられない」というプレッシャーの中で受け身にならないことです。攻撃・守備・繋ぎともに技術で優っているので、レセプション(サーブカット)さえ崩されずに安定して返球することができればセットを落とすことはないです。

バーレーン(世界ランキング43位)|近年アジアで結果を残す実力国

バーレーンは世界ランキング43位で、今回の予選ラウンドで日本が対戦する3チームの中では最も高い順位に位置しています。

2025年のAVC男子ネーションズカップでは、決勝でパキスタンを3-1で破って優勝。2026年のAVC男子カップでも予選ラウンドを4勝1敗で突破し、最終4位に入っています。直近の国際大会で安定して上位に進出していることからも、予選ラウンドにおける最大の山場と言えるでしょう。

バーレーンの強みは「粘り強いディフェンス」です。レセプション(サーブカット)の成功率も高く、強豪国相手でも簡単には決めさせず、ブロックでのワンタッチやディグでラリーに持ち込む組織力が特徴です。日本としては積極的にリスクをとって得点を狙いにいく場面とラリーに付き合う場面を判断することが重要になります。

スパイクを上げられラリーに持ち込まれて焦たり、ラリーを優位に進めたくてサーブを攻め過ぎてしまとミスでの失点につながってしまいます。いかに日本が格上でもミスでの失点が重なってしまうと厳しい戦いを強いられます。予選1位通過を目指す日本にとって、バーレーン戦は大きな山場になるでしょう。

オーストラリア(世界ランキング52位)|高さのあるブロックとサーブが特徴

オーストラリアは世界ランキング52位。長身選手をそろえ、高さのあるブロックと力強いサーブを武器とするチームです。

2026年のAVC男子カップでは予選ラウンド5戦全敗に終わりましたが、そのうち2試合はフルセットまでもつれています。最終的に勝利には届かなかったものの、簡単には崩れず、持ち前の高さと攻撃力が発揮された際の爆発力は侮れません。

日本のサーブレシーブが崩れ、両サイドで攻撃せざるを得ない単調な展開になると、高さのあるオーストラリアのブロックに捕まる場面が増えるでしょう。ただし、繋ぎやコンビの精度は日本代表の方が一枚も二枚も上手なので、ラリーに持ち込むことができれば試合を優位に進められると思います。

日本は幾度となく高さのある世界の強豪国と戦ってきています。これまで培ってきた経験、粘り強いディフェンスと多彩なコンビネーションでオーストラリアを翻弄してくれることに期待です。

日本代表がアジア連覇を達成するための3つのポイント

日本代表がアジア連覇を達成するための3つのポイント

1.サーブで相手のミドルからの攻撃を減らす

イラン、中国、カタールなどの強豪は、高さのあるミドルブロッカーを生かしたコンビを多用してきます。

相手のレセプションが正確に返ると、積極的にクイック・サイド・パイプを駆使したコンビ展開してきます。近代バレーボールでは定石ではありますが、まずはある程度リスクをとって、強いサーブを継続することが重要です。ミドルや比較的サーブが弱い選手はリスクをとらずミスを減らして、ビックサーバーが強気で攻めれる状況を作るのことも選択肢の一つですね。

2.サーブレシーブを安定させて攻撃を単調にしない

日本が対戦国の高さに対抗するためには、やはりサーブレシーブの安定が欠かせません。

レセプションが崩れると、コンビを組むことができず、アウトサイドヒッター・オポジットへの二段トスという選択肢しかなくなってしまい、単調な展開を強いられます。どれだけ優れたアタッカーでも、完成した3枚ブロックを相手にすると決定率は下がってしまいます。

日本はリベロの小川智大選手、山本智大選手ともに非常に高いレセプションの技術をもっており、元リベロ経験者の髙橋選手も高い成功率を誇っています。レセプションだけでいうとやや石川選手が狙われる傾向にあるので、どう個人として、チームとして対策してのぞむのかがポイントですね。

3.準々決勝以降の接戦を取り切る

VNL2026で日本は世界の強豪を相手に多くの接戦を経験しました。予選ではフルセットを何度も制しましたが、準決勝のアメリカ戦は2-3で敗れ、3位決定戦でもスロベニアに1-3で敗れています。

バレーボールは何度もジャンプを繰り返し、ディフェンスでは常に腰を落とし、ポジションを取るためにダッシュを繰り返し非常にタフなスポーツです。セットを積み重ねてしまうとそれだけ疲労やストレスが蓄積されてしまいパフォーマンスが低下してしまいます。

無駄にセットを落とさないために「どれだけミスによる失点を減らせるか」。もし、試合がもつれた際には、「チームのクオリティを下げない選手交代ができるか」など。采配やタイムアウトを含め、ロラン・ティリ監督の手腕が問われます。

イラン・カタール・韓国との試合に注目

イラン・中国・カタール・韓国との試合に注目

最大のライバルは、世界ランキング19位のイラン。VNL2026でも日本はイランと対戦しており、フルセットの末になんとか勝利をおさめています。アジアの中で最も世界の強豪国と同じ水準で戦えるチームです。高い身体能を誇っており、強烈なスパイクとサーブが脅威なことに加えて、アジア王者の日本には強い対抗心と闘争心を持って臨んでくるでしょう。

世界ランキング24位のカタールはミドルを囮としてではなく、得点源としているチームです。緩いサーブを入れるとクイックで得点を重ねられてしまいます。世界ランキング25位の韓国は2026年のAVC男子ネーションズカップで準優勝しており、調子を上げてきているので勢いに乗せると苦戦を強いられるでしょう。

日本は優勝候補ですが、アジアでも強豪国に並ぶチーム・若手が育ち力をつけてきている雲あるので、簡単には勝たせてもらえません。また、世界ランキングアジア最高位の日本に対して各国は徹底的に分析して、攻略を試みてくるでしょう。

日本代表のプレーを自分のバレーにも生かしたい方へ

日本代表のプレーを自分のバレーにも生かしたい方へ

日本代表の試合をみて、自分も力強いスパイクやサーブを打ちたい!気持ちのいいブロックを決めたい!ディグで相手の攻撃を凌ぎたい!なんて思う人もいるのではないでしょうか。

「もっとバレーボールの練習がしたい」「ライバルよりもうまくなりまたい」と感じた方は、自宅や一人でもできる練習方法をまとめた記事も参考にしてください。

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まとめ|アジア連覇とロサンゼルス五輪出場権を同時に狙う

男子アジア選手権2026は、9月4日から13日まで北九州市立総合体育館で開催されます。

日本は予選でオマーン、バーレーン、オーストラリアと対戦。順当に勝ち上がれば、準々決勝以降でイラン、中国、カタール、韓国などの強豪と対戦することになります。

注目は石川祐希選手、髙橋藍選手、西田有志選手を中心としたサイドの得点力です。そこにミドルのクイック、サーブ、ブロックとディグの連動がかみ合えば、日本は優勝候補にふさわしい力を発揮できるでしょう。

目指すのはアジア連覇だけではありません。優勝すれば、2028年ロサンゼルスオリンピックへの出場が決まります。

自国開催の大きな声援を力に変え、日本男子代表がアジアの頂点とオリンピックへの切符をつかめるのか。予選ラウンドから決勝まで注目です。

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