ここ最近の全日本女子バレーボール代表に実力と美しさを兼ね備えた選手が多いことから、バレーボール人気が再燃しています。今の世代のプロ選手達は本当に世界と対等に戦える能力を持っている選手が多いです。ただ、全日本女子バレーボール日本代表がこれからも強豪国と戦っていくためには「若い世代の選手がどれだけ活躍できるかにかかっています。」ということで、今回は、そんな未来の日本代表を支えていくであろう注目の学生選手達を紹介していきたいと思います。
若い世代の選手は器用で技術に長けた選手がほんとに多いです。これからの女子バレーボール界をけん引してくれるであろう選手達を厳選しましたので、ぜひチェックしてみてください!※各選手のプロフィールは2025年10月時点のものです。
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5位‗西村 美波選手(にしむら みなみ)
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5位は名門金蘭会高校で主将を務めた実績を持つ「西村 美波選手」。金蘭会高校時代に主将として高校総体(インターハイ)で2年ぶり3度目の優勝に導きます。春の高校バレーでは惜しくも下北沢成徳高校に惜敗しますが、準優勝という実績を残しました。また、黒鷲旗全日本男女選抜大会ではSVリーグ所属チームであるPFUに競り勝ち、上のカテゴリーでも戦える事を証明しています。
西村選手の強みは約300㎝の最高到達点から放つ、打点の高いスパイク。入学直後の大学カテゴリーの公式戦でもその高さは通用しており、出場した試合で得点を重ねています。更に上のレベルで戦う事を見据えて、高い打点からスパイクを打つだけではなくラリー中の判断能力やコースを狙う精度、トスとのコンビネーションなど技術面に磨きをかけています。また、アウトサイドヒッターであることから、ブロックやレセプション(サーブカット)、二段トスなどの繋ぎについても高い意識をもって練習に取り組んでいるそうです。
アンダーカテゴリー日本代表(U18)にも選ばれており、女子大学バレーボールの名門である東海大学の主力として活躍が期待される西村選手。このまま順調にキャリアを進めていけば、SVリーグのいずれかのチームからオファーが来ることは間違いないです。
プロフィール一覧(2025年10月時点)
出身 | 千葉県 |
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出身校 | 金蘭会高等学校 |
所属 | 東海大学 |
生年月日 | 2006年11月9日(18歳) |
身長 | 178㎝ |
最高到達点 | 296㎝ |
ポジション | アウトサイドヒッター |
得意なプレー | 勝負所で決めきるスパイク |
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4位‗吉田 紗奈衣選手(よしだ さなえ)

4位は世代トップクラスのセッター「吉田 紗奈衣選手」。高校2年生の時にアンダーカテゴリー(U18)の日本代表に選出され、アジア選手権でベストセッター賞を受賞する活躍している実力派。桜美林大学に進学後、SVリーグに所属する「PFU石川かほく」に特別指定選手(学生をSVリーグのチームに帯同させることができる制度)として1シーズン所属。大学1年生にして、プロリーグでの出場経験を持っています。
吉田選手の魅力はトスの正確さと安定感。試合を通してミスが非常に少なくて、常にアタッカーが打ちやすい精度の高いトスを供給しています。また、トスワークはエースに偏らず、うまく上げる先を散らしている印象です。積極的にミドルを使いながらサイドアタッカーに展開し、大事な局面ではエースに預ける。冷静沈着にゲームメイクをできる能力にも長けています。ミスが少ないことから攻撃的なセッターというイメージはないですが、展開によっては積極的にツーアタックを仕掛けることもあります。
まだ大学生という若さと特別指定選手としてSVリーグの所属していたというポテンシャルを考えると、将来的にはプロ選手としての活躍や全日本代表への選出などが期待されます。このまま大学で実績を積み重ね、日本を代表するようなセッターに成長して欲しいですね!
吉田 紗奈衣選手のプロフィール
出身 | 愛知県 |
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出身校 | 誠信高等学校 |
所属 | 桜美林大学 |
生年月日 | 2005年8月27日(20歳) |
身長 | 167㎝ |
最高到達点 | 270㎝ |
ポジション | セッター |
得意なプレー | 安定感のあるトスワーク |
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3位‗岩島 由佳(いわしま ゆか)

3位はSVリーグ所属のクインシーズ刈谷に入団が内定している「岩島 由佳選手」。東京女子体育大学の選手としても東日本インカレで準優勝。全日本学生選抜としてV・サマーリーグに出場してプロと戦った経験も持っています。また、大学在学中から特別指定選手としてクインシーズ刈谷に2022年から2024年の2年間登録されていました。通算24試合に出場をしており、SVリーグでも通用するポテンシャルを見せてくれています。
岩島選手は最高到達点290㎝とトップクラスのミドルブロッカーとしてはそこまで高くありません。しかし、相手セッターの「トスワークを予測する洞察力」と「俊敏な動きによる機動力」を駆使することで、ブロックの要としてしっかりと機能しています。また、AクイックやBクイックなどの速攻でもしっかりとコースを打ち分けることができたり、コンパクトなスイングで相手ブロックが完成する前に打ち込める高い技術を持っています。決してミドルブロッカーとして打点が高いわけではないですが、器用さとバレーボールの戦術理解の高さを強みにSVリーグでも活躍することが期待されています。
ミドルブロッカーは経験値の高さが求められるポジションなので、トップリーグですぐに若手が起用されることは難しいかもしれません。しかし、高い技術力と持ち前の技術力で出場機会を得ることができれば、素晴らしいミドルブロッカーに成長すると思います!
岩島 由佳選手のプロフィール
出身 | 愛知県 |
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出身校 | 東京女子体育大学 |
所属 | クインシーズ刈谷 |
生年月日 | 2002年9月16日(23歳) |
身長 | 176㎝ |
最高到達点 | 292㎝ |
ポジション | ミドルブロッカー |
得意なプレー | クイックからのスパイクコース打ち分け |
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2位‗馬場 柚希(ばば ゆずき)
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2位は多くの国際大会で活躍を見せるバレーエリート「馬場 柚希選手」。各世代別の日本代表に選出されており、着実に実績を残しています。U16日本代表では無敗でアジア選手権を制覇し、自身も22得点をあげてMVPを受賞。U18日本代表としてもアジア選手権に出場しており、オフェンス面でチームに貢献。2025年にはU19日本代表として世界選手権出場を果たしています。
馬場選手の魅力は180㎝という「恵まれた体格を活かした圧倒的な攻撃力」とアウトサイドヒッターとミドルブロッカーの「両ポジションをこなせる柔軟性」です。最高到達点は300㎝と学生レベルであれば、高い打点から打ち込むだけで圧倒してしまえるフィジカルを持ちながら、ミドルブロッカーとして早い攻撃にも参加ができる。さらにサイドからでもクイックからでもコースを打ち分ける器用さを兼ね備えています。また、スパイクだけではなく中学時代から「サーブ」の練習に力を入れており、様々な場面で得点を狙える選手として評価されています。
各世代別の日本代表に選出され、着実に実績を残しているので2028年に開催される「ロサンゼルス五輪」の強化選手に選出される可能性は十分にあると思います。現在、高校3年生である馬場選手がSVリーグに行くのか?または大学バレーに進むのか?などなど、どんな進路を選択するのか非常に注目されています。
馬場 柚希選手のプロフィール
出身 | 兵庫県 |
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出身校 | 安倉中学校 |
所属 | 金蘭会高等学校 |
生年月日 | 2008年3月24日(17歳) |
身長 | 180㎝ |
最高到達点 | 300㎝ |
ポジション | アウトサイドヒッター/ミドルブロッカー |
得意なプレー | 高い打点から打ち込むスパイク |
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1位‗中願寺 莉桜( ちゅうがんじ りおん)
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1位は高校生世代№1の実力と実績を誇るオポジット「中願寺 莉桜選手」。彼女の活躍は中学時代から凄まじく、ジュニアオリンピックで最優秀選手受賞。全国中学生選抜に選ばれて海外遠征するとチームを優勝に導きMVPを受賞。U16日本代表でアジア大会で優勝。進学先の名門「東九州龍谷高等学校」では1年生からエースとして活躍。U18日本代表でアジア大会でベストオポジット賞を受賞するなど、数多くの実績を積み上げています。
中願寺選手はまだ高校1年生でありながら、各世代別の日本代表でエースを務めた経験と精神力。181㎝という恵まれた体格と左利きというアドバンテージ。スパイクに強弱を付けたり、コースを狙って打ち抜ける高い技術力を兼ね備えています。まさに世代№1の逸材と言って良いでしょう。オポジットとして、どんな状況でも得点を狙える攻撃力は本当に素晴らしいと思います。国際大会などで身長の高いチームを相手にしてもブロックアウトを狙ったり、軟打で相手レシーバーの虚を突いたりと得点するためのバリエーションもたくさん持っています。
すでに多くの国際大会で実績を残しており、高校生にして圧倒的な高さとパワー、更には攻撃パターンに柔軟性も持ち合わせている中願寺選手。近い将来、彼女が全日本女子バレーボール代表のユニフォームを着ている姿を見ることができることでしょう。石川 真祐選手や佐藤 淑乃選手のような代表でもエースとして活躍する可能性を秘めた選手です!
中願寺 莉桜選手のプロフィール
出身 | 大分県 |
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出身校 | 稙田南中学校 |
所属 | 東九州龍谷高等学校 |
生年月日 | 2008年8月24日(17歳) |
身長 | 181㎝ |
最高到達点 | 297㎝ |
ポジション | オポジット |
得意なプレー | 多彩なスパイク・エースを狙えるサーブ |
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まとめ
本記事で解説した「注目すべき大学生・高校生の女子バレーボール選手ランキング」はいかがでしたでしょうか?「あの選手を入れるべきだ!」とか「順位を変えた方がいい!」などのご意見もあるかもしれませんが、紹介した5名の選手がこれからの女子バレーボール界を牽引する選手であることは間違いありません。そんな大きな可能性を秘めた選手たちがどんな風に成長していくのか目が離せないですね!
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