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男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5【2024年版】

【バレーボール選手の年収が気になる人】

「野球選手やサッカー選手の年収って、ニュースとかで聞いたことがあるけど、バレーボール選手の年収って聞いたこがない。どのくらい稼いでるの?日本人のトップ選手だと年収はどのくらいなの?稼げるのか稼げないのか教えて欲しい!」

確かにバレーボール選手の年収ってあんまりイメージないですよね。野球やサッカー、バスケットボールのような超メジャー競技と比較して、バレーボールはどのくらい稼げるのか?その中でも誰が一番稼いでいるのか。私はお金の話が大好きなので気になります。皆さんもお金の話は嫌いじゃないですよね?ということで、今回は男子バレーボール選手の平均年収と年収ランキングTOP5を紹介していきたいと思います!

■コンテンツ

■男子バレーボール選手の平均年収とは?

■男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5

ということで今回の記事では「男子バレーボール選手の平均年収とは?」、「男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5」解説していきます。5分程度で読める記事なのでバレーボール選手のお金事情に興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

■男子バレーボール選手の平均年収とは?

■男子バレーボール選手の平均年収とは?

男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5を解説する前に、男子バレーボール選手の平均年収を他のスポーツと比較しながら確認しておきましょう。

①平均年収が高いとされているスポーツは?

②コストパフォーマンスが悪いスポーツは?

Vリーグに所属している選手の平均年収は?

①平均年収が高いとされているスポーツは?

世界中で最も平均年収が高いスポーツは4億6千万円でバスケットボール。2位がクリケットで4億4千万円。そして、3位が4億2千万円の野球。バスケットボールは違和感ないですが、クリケットが2位というのは驚きですよね。国内では野球選手の平均年収4,500万円が断トツでTOP。小さな頃から野球漬けの毎日を送り、死に物狂いで甲子園に出場することを目指す。そして熾烈なレギュラー争いに勝ち抜き活躍したほんの一部の選手だけがプロ野球選手になれる。そう聞くと平均年収が4,500万円なのも頷けます。しかし、4,500万円という平均年収は一部の高額年俸を得ているトップ選手に引き上げられた金額です。プロ野球は最低年俸が1軍で1600万円、2軍選手は440万円、育成選手は240万円。育成選手となると月収20万円のサラリーマンと同額平均年収は4,500万円ですが、実情は厳しい世界ということですね。

②コストパフォーマンスが悪いスポーツは?

最もコストパフォーマンスが悪いスポーツはボクシングですね。もちろん、井上尚弥選手や村田諒太選手などの世界を舞台に活躍している選手たちは億超えの収入を得ています。井上尚弥は6億円超えと試算されており、とんでもない金額を稼いでいるようです。しかし、ほとんどの選手はそうではありません。ランク別にボクサーの収入をまとめてみました。

(ランク別ボクサーの収入一覧)

ランク 1試合当たりの金額 年収(2試合)
日本チャンピオン 100万円~ 200万円~
日本ランカー(10位以内) 30万~100万円 60万~200万円
A級ボクサー 15万~50万円 30万~100万円
B級ボクサー 10万~30万円 20万~60万円
C級ボクサー 5万~10万円 10万~20万円

ファイトマネーだけで算出しているので、テレビ出演やスポンサー収入は加味していませんが、日本チャンピオンでも年収200万円というのはあまりに努力に見合ってないと思います。ボクシングは厳しい練習に加えて減量もあり、さらに拳で殴り合う激しいスポーツです。命を削るような競技なので現役の期間も短いし、短期間にたくさん試合をすることができません。血のにじむ努力をしても大金を稼ぐことができるのは世界チャンピオンレベルのみ。厳しすぎる世界です。

あと、カーリング選手のお金事情は厳しいと聞いたことがあります。年収で250万円稼げればいい方だそうです。カーリングは使用する用具も高価で、取っ手付きのストーンは1個で10万円もするそうです。稼げるお金が少ないのに用具にはお金がかかる。そういった点ではコストパフォーマンスが悪そうですよね。

③Vリーグに所属している選手の平均年収は?

国内のトップリーグであるVリーグには企業に所属する社員選手と企業とプロ契約を結んでいるプロ選手。そしてVリーグの規定で認められている外国人選手(1チーム2選手まで)の3種類の選手がいます。実はVリーグのチームは企業チームがほとんどなので、そこで活躍する選手の大半は社員選手。なのでほとんどの選手の収入は世の中のサラリーマンやOLと同程度というのが一般的です。堺ブレイザーズや岡山シーガルズなど、一部のチームはクラブ化していて所属する全選手がプロ選手。なんてチームもありますが、まだまだ一般的ではありません。

それでは、社員選手・プロ選手・外国人別に平均年収を確認してみましょう。

■社員選手の平均年収

所属する企業にもよりますが、だいたいの月収は30~50万円、年収だと400~600万円くらいですね。社員選手の平均年収は480万円程度。同世代のサラリーマンに比べ手取りが少し高いのは、勝利手当や遠征手当など一般の社員にはない特殊な手当があるためです。

■プロ選手の平均年収

プロ選手の年収は600万円~4,000万円で平均年収は1,000万円程度。若手選手や実績が少ない選手は600万円程度ですが、日本代表のエースクラスになると2,000万円以上稼ぐ選手がちらほら出てきます。また、リベロやセッターよりもアウトサイドヒッター、アウトサイドヒッターよりもオポジットの方が年収が高い傾向にあります。攻撃的なポジションほど稼ぎやすいということですね

■外国人選手の平均年収

大企業のチームと契約している外国人選手は1億円を超える報酬を得ていますが、企業規模で劣るチームやクラブチームなどは高額な報酬を支払うことができません。外国人選手の平均年収は4,000万円程度。実績のある外国人選手を獲得しようとするとかなりのお金がかかってしまいます。

■男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5

■男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5

それでは、男子バレーボール選手の平均年収を押さえたところで、日本人選手の年収ランキングTOP5を解説していきたいと思います。Vリーグ(国内リーグ)に所属する選手が入るのか。それとも海外リーグに所属する選手がメインになるのか。気になるところですね。

・年収ランキング第5位‗柳田将洋選手(1,300万円)

柳田選手は2013年に全日本代表メンバーに登録され、ドイツのブンデスリーガ1部のチームに所属していた経歴を持つ選手。現在はTOKYO GREATBEARSの主力選手として活躍をしています。外リーグに所属していたころの年収はCMへの出演料やスポンサー収入を含めて3,000万円程度あったとされています。現在はTOKYO GREATBEARSにプロ選手として契約をしていますが、年俸は過去の経歴や実績を踏まえると1,300万円と予測されています。全盛期からは年収が下がっていますが、Vリーグの平均年収が600万円程度なので、それでも普通の選手の倍は稼いでいるということになります。

・年収ランキング第4位‗小野寺大志選手(2,500万円)

小野寺選手は2018年に日本代表メンバーに選出されてから主力選手として活躍しており、今や日本№1のミドルブロッカーと言われています。2023年にJTからサントリーサンバーズにプロ選手として移籍をしているのですが、日本代表のエースクラスということから年俸は2,000万円程度。国内リーグではかなり高額な年俸だと思います。サポーターなどを販売するザムストとスポンサーシップ契約を締結していることも踏まえ、トータルの年収は2,500万円程度だと思われます。これから小野寺選手が年収を大きく上げていくには海外リーグに挑戦するか、大きなスポンサーからのサポートを受ける必要があるかもしれませんね。

・年収ランキング第3位‗西田有志選手(5,000万円)

バレーボールのプロ契約では、リベロよりもアウトサイドヒッター、アウトサイドヒッターよりオポジットと、より攻撃的なポジションの方が年俸が高い傾向にあります。なので、日本代表不動のオポジットである西田選手は国内ではトップレベルの年俸をもらっているでしょう。更に自身のYouTubeチャンネルを開設しており、登録者は約38万人。更に3社とスポンサー(アシックス・日本シグマックス・avivo株式会社)契約を結んでいます。パナソニックパンサーズの年俸、YouTubeチャンネルからの収益、スポンサーからの収入、メディアへの出演料などなど、合計すると5,000万円程度の年収を得ていると思います

・年収ランキング第2位‗石川祐希選手(6,000万円)

バレーボール界の至宝こと石川祐希選手は2位。2018年に世界最高峰のリーグであるセリアAのパッラヴォーロ・モデナ入団すると、そこから6シーズン、イタリアで戦い続けています。6年間は日本人のセリアA在籍期間として史上を最長となります。イタリアのプロバレーボールにおけるトップ選手の年収が約1億円。石川選手は2018年に2~3合目に位置していると語っていることから2018年時点で年収は2~3,000万円だったことになります。そこからラティーナ、シエナ、パドヴァ、ミラノと渡り歩き、ミラノでは中心選手としてリーグ4位という成績に貢献。そして、2024年にセリアA王者であるペルージャへの移籍を発表。トップ選手の年収、石川選手のキャリアや戦績、ペルージャという世界的な強豪チームへの移籍を考えると年収は6,000万円ほどになると考えられます

・年収ランキング第1位‗高橋藍選手(6,500万円)

高橋選手は2023‐24シーズンまで石川選手と同様にイタリアのセリアAで活躍をしていた選手。ただ、実績や所属チームのレベルを考えると石川選手程の年俸はもらっていなかったと思います。石川選手の年収を参考にすると半額の3,000万円程度でしょう。高橋選手は2024‐25シーズンからサントリーサンバーズに移籍することを発表しています。彼の年齢や活躍からサントリーサンバーズが3,000万円より低い年俸を提示する訳がないので、そらく4,000万円程度の契約となっていると思います。高橋選手の年収が石川選手を越える理由はコーセーとスポンサー契約を結んでいることから。芸能人や著名人のスポンサー契約の相場から考えると2,000万円~3,000万円の収入になっていると思います。サントリーサンバーズからの年俸とスポンサー契約から得ている収を合計すると、高橋選手の年収は6,500万円と予想されます。

【芸能人・著名人のスポンサー契約費用の相場】

・大御所 3,000万〜1億円

・人気 2,000万〜4,000万

・中堅 800万〜2,500万

・若手 30万〜500万

まとめ‗高額年収を得るためには海外挑戦が必要!

今回は、「男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5」を解説しました。

■男子バレーボール選手の平均年収とは?

■男子バレーボール選手の年収ランキングTOP5

バレーボール選手の多くは企業に所属する社員なので、野球選手やバスケット選手に比べると平均年収は高くありません。しかし、スポーツ全体で考えるとそこまで低いわけでもないといった感じです。また、海外リーグに挑戦して実績を残すことができれば5,000万円以上の年収を狙えます。他のスポーツと同様に人気が出れば有名企業からスポンサー収入を得ることができます。バレーボールがもっと盛り上がって、今回のランキングで紹介させてもらった選手達のように稼げる選手がたくさん現れてくれることを願っています!

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