Volleyball

林琴奈選手のプロフィールまとめ【女子バレーボール日本代表】

【林琴奈選手のプロフィールや詳しい情報を知りたい!】

・日本代表で活躍する林琴奈選手に興味がある!

・林琴奈選手ってどんな人?

・林琴奈選手の特にどこが凄いの?

10年ぶりに銀メダルを獲得したネイションズリーグ2024でもチームの主力だった林琴奈選手チャンスを逃さない得点能力と安定したディフェンス力を兼ね備えた日本屈指のアウトサイドヒッターです。バレーボールの技術だけではなく、屈託のない笑顔も魅力的な林琴奈選手を紹介していきたいと思います。

コンテンツ

・林琴奈選手のプロフィール

・林琴奈選手の噂話

・林琴奈選手の経歴(高校生~全日本代表)

・林琴奈選手が特に優れている3つの能力

それでは、さっそく「林琴奈選手」に関する各コンテンツを解説をしていきたいと思います。

・林琴奈選手のプロフィール

・林琴奈選手のプロフィール

まずは林琴奈選手がどんな選手なのかを出身や身長等々のプロフィールを基に解説していきたいと思います。

プロフィール一覧

出身 京都府京都市
出身校 金蘭会高校
生年月日 1999年11月13日
身長/体重 173㎝/60kg
最高到達点/指高 2m90㎝/2m22cm
ポジション アウトサイドヒッター
コートネーム りん
血液型 A型
趣味 韓国ドラマ
得意なプレー ブロックアウト

林選手は身長173㎝で最高到達点は2m90。日本代表の中ではそんなに大きくもなく、打点も高くありません。しかし、技術の高さは日本トップクラス。リベロ並みのレシーブ能力多彩なスパイク(攻撃)は世界の強豪国相手を常に苦しめています。

■最高到達点とは?

最高到達点とはいわゆる「打点の高さ」を示すものです。ジャンプをした時に腕を上に伸ばした指先の高さのことで、バレーボール選手を評価する際に重要な指標として用いられます。女子バレーボール日本代表の最高到達点を平均すると約300㎝。林選手の最高到達点は平均より少し低いということになります。

・林琴奈選手の噂話

・林琴奈選手の噂話3選

巷で噂されている林選手の噂話について、紹介と解説をしていきたいと思います。知名度の高い美人選手はあれやこれやと噂が流れるようですね。林選手の有名な噂話は2つ。

・林琴奈選手は実は結婚している?

林選手が結婚していたという噂はかなり衝撃的ですが、結論からお伝えすると林選手は結婚していません。結婚していなくとも彼氏がいるのでは?と思い調べましたが彼氏もいないようです。ちなみに好きな男性のタイプは「自分より背の高い人」だそうです。林選手は173㎝とプロのバレーボール選手としてはそこまで大きくないですが、一般の人からすると少しハードルが高いかもしれませんね。

・林琴奈選手は実は双子?

林選手は実は双子という噂もありますが、これもデマでした。林選手には4つ年上の「あやねさん」というお姉さんがいて、顔がそっくりなことから双子説が囁かれるようになったみたいです。あやねさんもバレーボールをしており、お姉さんがバレーボールをしているのをみて、林選手もバレーボールを始めたそうです。ちなみに林選手が結婚しているという噂は、姉のことねさんの結婚式の写真があまりに林選手の顔に似ていたからだとか。

・林琴奈選手の経歴(小学校~JTマーヴェラス)

・林琴奈選手の経歴(小学校~JTマーヴェラス)

林琴奈選手は、2018年よりJTマーヴェラスに入団し、2020年から全日本代表でも活躍をしています。そんな林選手の経歴を詳しく見ていきましょう。

林琴奈選手の経歴

●2015年3月:金蘭会中学校卒業
●2018年3月:金蘭会高等学校卒業
●2018年2月:JTマーヴェラス入団
●2020年~:女子バレーボール日本代表招集

金蘭会中学校入学~金蘭会高校卒業

林選手は小学2年生からバレーボールを始めます。小学時代に所属していたチームは名門ではなく、試合になかなか勝てなかったそうです。しかし、当時からバレーボール選手になりたかった林選手は強豪チームでプレーをしたいと思っていたことから、金蘭会中学校(大阪)への進学を決めます。金蘭会中学校は「日本一を目指す!」という目標設定が当たり前の名門。練習も厳しく、とにかく基礎や基本練習を徹底していたそうです。中学校3年生の時に練習の成果が実り日本一に輝きます。そのまま金襴会高校に進学すると、1年生から出場機会を与えられ、いきなり春高バレーのセンタコートに立ちます。3年生になるとキャプテンを任され、インターハイ・国体・春高の3冠を取ることを目標に練習に励みます。しかし、最初に行われたインターハイで誠英高校にストレートで敗退してしまいます。その悔しさから「絶対に勝つ」「負けたくない!」という強い気持ちで臨んだ春高では決勝で東九州龍谷を下し、見事に優勝。日本一の栄冠に輝きました。

JTマーヴェラス入団~女子バレーボール日本代表定着

林選手がJTマーヴェラスへの入団を決意したのは高校3年生時のインターハイ直後。もともと関西出身であることと、何度もJTマーヴェラスに合宿で訪れていたことがきっかけだったそうです。JTマーヴェラスへの入団の決め手は「𠮷原知子監督」の存在。現役時代に「闘将」と呼ばれていた𠮷原監督は厳しい指導で有名だったことから、林選手はJTマーヴェラスが強くなることを確信していました。負けず嫌いな林選手にとって、厳しい環境を選んだことは自然なことだったのかもしれません。春高を終えた2018年2月にチームに合流すると、マーヴェラスは久光製薬スプリングスとの決勝戦に臨んでいたました。そんな大一番で𠮷原監督がスタメンに起用したのが林選手。高卒ルーキーをいきなり決勝戦で起用するなんて、𠮷原監督が林選手に大きな期待をしていたのかが伺えますよね。その後、2020年に東京オリンピック日本代表の最終メンバーに選出されると、21年に開催された東京オリンピックで全5試合に出場。抜群の安定感と技術の高さが評価され、2021~24年のネイションズリーグ・22年の世界選手権など主要国際大会に招集され、日本代表に選ばれて当然の選手となります。マーヴェラスのスーパールーキーは今や、日本を代表するアウトサイドヒッターと呼ばれるまでに成長したということですね

・林琴奈選手が特に優れている3つの能力

林琴奈選手が特に優れている3つの能力

林選手が特に優れているのは「①圧倒的な安定感」・「②リベロ並みのレシーブ能力」・「③鋼のメンタル」の3つ。

①圧倒的な安定感

林選手の身長は173㎝とバレーボール選手の中ではそんなに大きな方ではありません。日本代表の選手達と比べると小柄な方だと言えるでしょう。バレーボールという競技で小さいということは大きなハンデとなり得ますが、林選手は技術力と安定感の高さで日本代表まで登り詰めた選手。金蘭会中学校時代に基礎と基本練習を何度も何度も反復したことが活きているのだと思います。ミスが少ない選手はよく見かけますが、林選手が凄いのはミスが少ないのに大事な場面で点を決められるところ。点を決めるためには強くボールを叩いたり、厳しいコースを攻める必要があるので、ミスをするリスクが大きくなります。しかし、基礎・基本の技術力が高い林選手は多少リスクを背負ってもミスをしない。それを国際大会レベルで実現してしまう林選手の安定感と技術力は日本代表の中でもトップクラスです。

②リベロ並みのレシーブ能力

林選手は日本で最もレシーブ力が高いアウトサイドヒッターだと思います。今からポジションをリベロに変更してもトップリーグで活躍できるレベルです。サーブカットの上手なアウトサイドヒッターはいたりしますが、林選手はディグ(スパイクレシーブ)もうまい。相手 の攻撃陣からしたらリベロが2人いるようなものです。「繋ぐバレー」がお家芸である全日本女子バレーボール代表には絶対に欠かせない選手ですね。

③鋼のメンタル

メンタルの強さはすべてのスポーツに共通して大事な能力。プロともなればメンタルの強い選手は沢山います。しかし、そんなプロ選手たちのなかでも林選手の動じない鋼のメンタルは特にすごいと思います。前述しましたがVリーグデビューがいきなり決勝戦。普通の高校生では立っているのがやっとなくらいの緊張感ある舞台。私は現地で観戦していましたが、堂々とプレーをする林選手をみて本当にビックリしました。「ミスをしてしまったらどうしよう」ではなく、林選手の「絶対に負けたくない!」「何が何でも勝ちたい!」という強烈な気持ちが国際大会での勝負強さや大事な場合や苦しい場面でのサーブカットの安定感に繋がっているのだと思います。

まとめ:林選手は次世代の日本代表のエース

林選手について、いろいろと解説してきましたが林選手は間違いなく日本代表でエースとなる選手です。得点能力、レセプション(サーブカット)の安定感、ディグ(強打レシーブ)の成功率、全てにおいて日本トップクラス。木村沙織・古賀紗理那選手など、日本代表のエースと呼ばれてきた選手と比較しても林選手のオールラウンダーとしての能力は非常に高いです。これからも国内リーグ・国際大会の双方で活躍することは確実です。林選手ほど完成された選手を見れる機会はなかなかないので、ぜひ注目してみて下さい!

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