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サラリーマン(会社員)のTOEIC攻略のコツはリスニング。【600点達成の最短ルート】

TOEICの点数が伸びない中年サラリーマン

「TOEICテストを受けてるけど、全然点数が伸びない・・・。忙しくて勉強の時間も十分に確保できないから難しいのかな?効率良くTOEICの点数をあげる攻略方法があれば、知りたいなぁ。」

そんな疑問にお答えします。

■コンテンツ

・なぜ、サラリーマンのTOEIC攻略にリスニングがおすすめなのか?

・リスニングで得点をとるための学習方法とは?

・TOEICテスト本番でのリスニングパート対策

中堅サラリーマンのさん太郎です。記事をご覧いただき、ありがとうございます。

この記事では忙しいサラリーマンが短期間で効率的にTOEICの点数をあげる方法を紹介してます。TOEIC攻略の参考になると思うますので、5分ほどお付き合いください。

そもそもサラリーマンがなんで英語を頑張った方がいいのか?という記事も書いているので、参考にしてみてください。

忙しい人や英語が苦手な人ほどリスニングが効果的です。リスニングでしっかりと点がとれれば、リーディングが苦手でも600点くらいは普通にとれると思います。

TOEICは、あくまで「テスト」です。ポイントをおさえて学習すれば必ずスコアアップしますので、スコアアップができずに悩んでいる人はぜひ記事を最後まで読んでみてください。

それでは、よろしくお願いします!

・なぜ、サラリーマンのTOEIC攻略にリスニングがおすすめなのか?

・なぜ、サラリーマンのTOEIC攻略にリスニングがおすすめなのか?

理由①:リーディングに比べてリスニングの方がスコアアップが簡単

TOEICの平均点とリスニング・リーディングそれぞれの平均点は以下の通り。

出典:TOEIC公式「平均スコア・スコア分布 詳細(第228回)

図の通り、リーディングの平均点が200点台後半であるのに対して、リーディングの平均点は315点~336点と高いことがわかります。

あくまで、TOEICテスト受験者全員の平均点から算出しているので参考値ですが、600点以上の受験者を対象にしてもリスニングの方が得点が高い傾向にあります。

意外かも知れませんが、日本人はリーディングよりもリスニングの方が得意な人が多いということ。

TOEIC600点を効率良く達成したい人は、まず「得点を伸ばしやすい/取りやすい」リスニングから攻めることをおすすめします!

理由②:リスニングは忙しくても学習時間を確保しやすい

リスニングは忙しくても学習時間を確保しやすいのもポイント。机に座って、2時間程、じっくりとTOEICの勉強に集中できる状態がベストです。しかし、言わずもがなですが、サラリーマンは忙しいです。

が、忙しいサラリーマンでも移動時間や業務中のちょっとしたすき間時間は必ずありますよね。リスニングはスマホにアプリをいれておけば、いつでもどこでも学習することができます。

英語学習のスマホアプリがめちゃくちゃ進化していて、かなり使いやすいですし、実際にスコアアップに効果的なツールとなっています。

有料アプリのおすすめは、

スタディサプリENGLISH TOEIC



詳細はこちら: スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)

料金 月額2980円
対象レベル 初心者~中級者
問題数 4,000問
無料体験期間 7日間

スマホにこのアプリがあれば、リスニングを学習するのに困ることはないです。ディクテーションやシャドーイング機能がついているのも魅力。有料ではありますが、2980円以上の価値(機能)はあると思います。

無料アプリならこちら、

English Upgrader

料金 無料
対象レベル 初心者~上級者
問題数 不明

English Upgraderは、とにかく問題数が豊富です。しかも開発元がTOEIC公式なので、問題の質はかなり高いですね。これで無料なので、迷ったらとりあえず試しにダウンロードしてみて良いと思います。

個人的には無料なのに広告表示がないのが素晴らしいなと。

理由③:リスニング力の向上=語彙力アップ!

リスニング力の向上=語彙力アップです!TOEICテストでスコアアップするために欠かせないのが「語彙力」です。これはどうあがいても避けされないので、何度も何度も単語に触れて、覚えていくしかありません。

ただ、TOEICテストの単語は出題される頻度に傾向や法則があるので、重要な単語さえおさえておけば、600点~700点をとることは普通に可能です。

「単語を覚える=語彙力をあげる」のに重要なのは、間隔をあけずに何度も同じ英単語に触れること。

英単語って覚えた順から、どんどん忘れて行きますよね。それは、人の脳は覚えるスピードより、忘れるスピードの方がはやいからです。

なので、前述した通り、学習時間の確保しやすいリスニングで毎日繰り返し英単語に触れることで、忘れるスピードに負けずに英単語を頭に蓄積するこが語彙力アップのコツ。

しかも、よく出題される単語はリスニングとリーディングのどちらでも出題されたりするので、リスニングパートで覚えた単語はそのままリーディングパートでも通用します。

リスニングで点をとれるよう学習しつつ、リーディングのスコアアップも可能なので、一石二鳥ですよね。

・リスニングで得点をとるための学習方法とは?

・リスニングで得点をとるための学習方法とは?

TOEICのリスニングパートはPart 1~4までで、45分間で計100問出題されます。

各Partの内容はこんな感じ。

出典:TOEIC HP

まずは、どんな問題が出題されるのかを把握しましょう。Part1~4にかけて難易度が上がっていく感じなので、前半の1・2では取りこぼしに気を付けてください。

ご紹介する勉強法は3つ。

・ディクテーション

・シャドーイング

・英語字幕のアニメを観る

リスニング学習には「ディクテーション」「シャドーイング」という有名な学習方法がああります。基本的にはこの2つの学習方法を実戦していけば着実にスコアアップしますが、個人的におすすめしたい動画での学習方法も紹介します。

・ディクテーション

①音声を最初から最後まで止めずに聞きいて、会話(音声)の全体像を捉える。

②重要そうなワードを意識して、メモを取りながら聞く。

③1区切りの文章(カンマ/ピリオドまで)で止めて、書き取る。

④書き取った英文を見ながら再度音声を聞き、間違えてる箇所があれば修正。

⑤文章(問題文)と照らし合わせて、書き取った英文を確認/修正する。

⑥正しく聞き取れなかった箇所は再度、聞き直して確認。知らない単語は調べて覚える。

⑦自分で書き取った英文を見ながら、再度音声を聞いてみる。

結構、やることは多いですが、解いている問題の「何が/どこが」わかっていないのかを明確にすることができます。なので、同じようなミスは減りますし、意味があやふやな単語もちゃんと理解できるようになります。

最初はゆっくりでもいいので、根気よくチャレンジしてみてください。着実にリスニングの点数をあげるのに効果的な学習方法だと思います。

ディクテーションの文章や単語の書き取りは正しいスペルである必要はないです。耳が正しく音を拾っているかわかればいいので、「カタカナ」でもOK。

最初は読めばわかる程度の英語教材を使うようにしましょう。いきなり高難度の問題に挑戦すると、挫折します。

・シャドーイング

①音声を最初から最後まで止めずに聞いて、会話(音声)の全体像を捉える。

②文章を目で追いながらもう一度、音声を聞く。

③聞き取ることが出来なかった部分やわからない単語や文章を確認/調べる。

④文章を見ながら、音声に合わせて音読する。

⑤文章を見ずに音声を聞きながら、音声より少し遅れて発音してみる

シャドーイングもそれなりに行程がありますが、英語の意味を理解しながら声に出すことで、より英単語/文法の理解がかなりはやくなります。

シャドーイングもディクテーションと同様に最初は難易度の低い問題から挑戦するようにしましょう。

ディクテーションの「書き取り」より、シャドーイングの「発音」の方が普通はハードルが低いです。なので、まずはシャドーイングから挑戦してみることをおすすめします。

重要なのはこの2つの学習方法を何度も同じ問題で繰り返すこと。

何冊も参考書を買ったり、スマホアプリをいくつもインストールする必要はありません。穴があくまで何度も同じ問題を繰り返し解きましょう。

アプリを先ほど紹介したので、おすすめの参考書も紹介しておきます。

新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業 詳細はこちら

元東進ハイスクール、現スタディサプリの超有名講師・関正生講師が著者。得点に直結する秘訣やポイントを惜しげもなく丁寧に解説してくれています。TOEIC初心者から中級者の人におすすめな一冊。

・英語字幕でアニメを観る

英語字幕でアニメを観るのもおすすめです。僕が愛用しているのはNetflix。コンテンツもかなり充実してるし、プランによりますが月額料金も990円から1,980円なので、コスパがいいと思ってます。英語学習以外でもかなり楽しめるので満足度高いです。

①まずは自分の英語力にあったコンテンツ(映画やアニメ)を探す。

②音声は日本語、字幕は英語で観てみて、内容を把握する。

③音声/字幕の両方を英語に設定して、コンテンツを観る。

④意味のわからない単語は調べる。聞き逃したら巻き戻して聞き直す。

意外と効果あります。前述した学習方法を何本かの作品で試した後に、参考書の問題を聞くと、かなり聞き取れるようになっていることを実感できると思います。

映画もおすすめですが、割と難易度が高いので、最初は比較的、キレイな英語が使われている子供も向けのアニメからはじめてみましょう。

出典:Netflix公式サイト

・TOEICテスト本番でのリスニングパート対策

・TOEICテスト本番でのリスニングパート対策

リスニングパートは受験生の都合なんて、お構いなしで次々と問題(音声)が出題されます。出題されるスピードについていけないと解ける問題も解けず、本来の実力を発揮できないまま終了してしまいます。

600点、700点台をとったことのある受験生でもリスニングパートでつまづくことがあるので、初心者の人はしっかりと対策と心構えをしておきましょう。

・問題文を先読みしておく

TOEICテストでは問題が出題される前に各パートを説明する音声が流れます。基本、この説明音声は無視してOKなので、この時間に問題文を確認します。

Part1:写真に何が写っているのかを確認(人は写っているか?車両等が写っているのか?)

Part2:問題文は記載されていないので、飛ばします。

Part3/4:記載されている会話と選択肢を確認しておきます。

問題を確認しておくことで、どんな会話がされるのか?を先にイメージすることができて、英語(音声)を聞き取りやすくなります。

・答えがわからない時は、すぐに次の問題に取り掛かる!

前述した通り、リスニングパートでは次々と問題(音声)が放送されていきます。なので、問題をゆっくりと考えている時間や余裕はありません。答えがわからない時は潔くよく諦めて、次の問題文を先読みしておきましょう。「聞き取れなかった箇所や意味がわからない単語」があった際も同様です。

聞き取れない箇所やわからなかった単語に捉われていても仕方がありません。「いま」放送されている音声に集中しましょう!

・答えがわからなくても空欄にはしない!

TOEICテストの形式はマークシートであり、不正解でも減点をされることはありせん。なので、リスニングパート、リーディングパートのいずれも回答欄は絶対に空欄にはしないでください。全くわからなくても必ず選択肢のいずれかを選んで回答するようにしてください。

リスニングパートは、

・説明音声が流れている間に問題を先読みしておくこと。

・回答がわからない場合は粘らず、次の問題に取り掛かること。

・答えがわからない時は適当でもいいので、回答欄にマークをすること。

この3つのポイントを意識してみてください。

まとめ:忙しい人はリスニングパートの攻略からはじめよう!

今回の記事をまとめると、

・リスニングパートを攻略することがTOEICテストでスコアアップする近道。

・リスニングは忙しい人でも電車移動やすき間時間で学習時間が確保しやすい。

・学習方法はシャドーイング/ディクテーション/英語字幕の動画の視聴でOK

・テスト当日は「先読み」と「流れている音声にだけ集中すること」が重要

忙しくてなかなか学習時間が確保できない人がTOEICでスコアアップする方法として、リスニングパートの攻略をおすすめしましたが、600点くらいまでは普通にとれるようなると思います。「TOEIC600点」は、会社の昇進や転職する際の評価指標とされる「立派なスキル」であり、「サラリーマンの強力な武器」です。600点は、ちょっとした努力で手が届くので、サラリーマンに限らず、みんなに装備することをおすすめます。

英語は「言語」です。勉強をすれば中年でもサラリーマンでも主婦でも学生でも、誰でも必ず身に付きます。

ぜひ、迷っている人は挑戦してみてください。

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よろしくお願いします。