バレーボールが上手くなりたい時に大切なことは、やはりチーム練習以外の時間の使い方だと思います。部活でもクラブでも社会人バレーでも、全体練習の時間だけですぐに上達したり、ライバルと差をつけるのはのなかなか難しいです。だからこそ、効果的な自主練をどれだけ継続できるかが大事になります。

ただ、自主練といっても実際には悩むことが多いですよね。

「家でできる練習はメニューが限られそう」
「そもそも何をすればいいのか分からない」
「やるべき自主練は理解をしてるけど、続かない」
「自主練を継続しているのに、上達してる気がしない」

実際、バレーボールは相手や味方がいて成立するプレーも多いので、1人でできることには限りがあります。ただ、その一方で、自主練の質を少し上げるだけで、上達のきっかけをつかめたり、チームでの練習がより効果的になってくるのも事実です。

そんな自主練に関する悩みを解決してくれるのが自主練用グッズです。

もちろん、道具を買っただけで急に上手くなるわけではありません。ただ、反復・継続しやすくなったり、フォームの確認がしやすくなったり、練習の目的がはっきりしたりと、使い方次第で自主練の効果と効率はかなり変わってきます。

今回は、以前紹介した「バレーボールの自主練習メニュー」の内容も踏まえながら、家でも使いやすく、1人練習にも取り入れやすい自主練グッズを紹介していきます。

この記事では、

・バレーボールの自主練グッズを使うメリット
・選ぶときに意識したいポイント
・家でも使いやすいおすすめグッズ
・最初に買うべきグッズはどのグッズ

このあたりを分かりやすくまとめています。

「自主練をもう少し効率よくしたい」「家でもできることを増やしたい」という人は、参考にしてみてください。

自主練グッズを使うメリットとは?

自主練グッズを使うメリットとは?

最初に、自主練グッズを使う意味やメリットについて少し整理しておきます。

バレーボールの自主練で大事なのは、ただ時間を使うことではなく、限られた時間やメニューの中で何を意識して反復するかです。たとえばサーブ練習でも、何となく打つだけだと「入った・入らない」で終わってしまいがちですし、フットワーク練習でも、目的が曖昧だと、ただの有酸素運動になってしまうことがあります。

その点、自主練グッズがあると、練習の目的を明確にしやすくなります。

たとえば、狙う場所を決めるためのマーカーがあればサーブ練習の精度が上がりますし、動画を撮るための三脚があれば自分のフォームを客観的に確認できます。ラダーがあればフットワーク練習がしやすくなりますし、チューブがあれば肩まわりや体幹の補強もやりやすくなります。

つまり、自主練グッズの良さは「特別な練習ができること」よりも、「練習の目的を明確にして、効果的にしてくれること」にあります。

また、1人での練習はどうしても気持ちが乗らなくて「今日はやらなくてもいいか」と思ってしまう時があります。そんな時でも、「ラダーを10分だけやる」「フォームチェックだけしておく」と決められる道具があると、練習に取り組むハードルが下がります。

自主練は、派手なことをたくさんやるより、続けられる形を作ることの方が大事です。そういう意味でも、使いやすい道具を1つ持っておく価値はあると思います。

自主練グッズを選ぶときのポイント

自主練グッズを選ぶときのポイント

自主練グッズと一言でいっても、実が色々なものがあり種類が多いです。何となくで選んでしまうと自分のイメージと合わず、結局使わなくなってしまったりするので、グッズ選びに失敗しないために次の3つを意識してみて下さい。

1.自分の課題に合っているか

当たり前ですが、まずは自分の課題に合っているかが一番大事です。サーブを強化したいのか、レシーブの動きを良くしたいのか、ジャンプやステップを改善したいのかで、必要な自主練グッズは変わってきます。

たとえば、サーブの安定感を上げたい人がフォームローラーを買っても、方向性としてはズレています。もちろん身体のケアは大事ですが、いちばん改善したい課題に直結するグッズを選んだ方がいいですよね。

2.1人でも使いやすいか

自主練用のグッズは、使いやすさがかなり重要です。「持ち運びが面倒なもの」「頻繁に買い替えが必要なもの」「毎回セッティングに時間がかかるもの」は、最初は使っていたとしてもだんだん面倒になり、使わなくなってしまうことが多いです。

特に部活生や社会人だと、毎日まとまった時間が取れるとは限りません。だからこそ、短時間でもサッと使えるものの方が実際には続きやすいです。

3.家でも取り入れやすいか

体育館を自由に使える環境や状況ならいいですが、そんな人はほとんどいないと思います。毎日の自主練は自宅の中や家の前、公園など、限られたスペースで取り組むという人が多いですよね。

なので、自主練を続けるには「今日は場所がないからできない」を減らすこともポイントで、そういった意味でも家で使いやすい道具はかなり重宝します。

バレーボールの自主練におすすめのグッズ7選

バレーボールの自主練におすすめのグッズ7選

ここからは、自主練に取り入れやすいグッズを7つ紹介していきます。どれも「これを持っていれば絶対に上手くなる」というものではありませんが、練習の質を上げやすいものを中心に選んでいます。

1.トレーニングラダー

1.トレーニングラダー

 

まず最初におすすめしたいのが、トレーニングラダーです。

バレーボールというとジャンプ力ばかりに目がいきがちですが、実際にはフットワークを活かした細かい足さばきや一歩目の速さ、切り返しの鋭さもかなり重要です。レシーブで一歩目が遅れる、ブロックの移動が遅い、助走に入るまでの準備が遅い、といった悩みは、フットワークの差が影響していることも少なくありません。

ラダーの良いところは、地味ですが反復しやすいこと。しかも、特別な技術や知識がなくてもすぐに取り入れやすいです。YouTubeなどでも前後のステップ、横移動、切り返し、リズムトレーニングなど、色々な練習方法が紹介されています。

フットワークのトレーニングはセッターやリベロ向きという印象があるかもしれませんが、実際にはスパイカーやミドルにとっても重要です。助走に入る前の足運びや、着地からの反応、スムーズなブロック移動などにもつながってきます。

家の前や公園でも使いやすいので、「何から始めればいいか分からない」という人におすすめなグッズです。

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2.スマホ三脚

2.スマホ三脚

自主練の質を上げたいなら、スマホ三脚がおすすめです。

一見するとバレーボール用の道具には見えないかもしれませんが、フォーム確認の効率がかなり変わるアイテムます。自分ではしっかりできているつもりでも、動画で見ると意外と姿勢が崩れていたり、助走やパスのリズムがズレていたり、腕の振りが小さかったりします。

特に、サーブ練習やスパイクのフォーム、レシーブの姿勢なでの確認と相性がいいです。自主練なので、指導者に見てもらえるわけではありません。自分で客観的に確認できる環境を作ることで、自主練の精度は上げていきましょう。

また、スマホは簡単にスロー再生や停止ができるので、「理想の動き」と「実際の動き」を比較しやすいのもメリットです。

派手な道具ではありませんが、使い回しがききますし、自主練のみならず通常練習でも使用することができるので、かなりコスパの良いグッズだと思います。

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3.マーカーコーン

3.マーカーコーン

次に使いやすいのが、マーカーコーンです。

ちょっと地味かもしれませんが、あると練習メニューの幅や質をあげることができる優れもの。サーブの狙いを決めたり、レシーブの移動範囲を決めたり、ステップ練習のコースを作ったりと、汎用性が高いアイテムです。

自主練でありがちなのが、何となくのイメージの範囲で動いて終わること。たとえばフットワーク練習でも、コーンがあるだけで「ここまで動く」「ここで切り返す」といった基準を明確に作れるので、練習を振り返る時に良かった悪かったの判断がしやすくなります。

サーブ練習でも、ただコートに向かって打つより、「このエリアを狙う」と決めた方が精度の意識がしやすいです。狙いを絞るだけで、練習の中身がかなり変わります。

価格も比較的手頃で、1つ持っておくといろいろなメニューに使い回せるので、コスパ重視の人にも向いています。

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4.トレーニングチューブ

4.トレーニングチューブ

バレーボールは、強くボールを叩く・空中での安定感・低い姿勢の維持など、、全身の機能を駆使することが重要です。そこで役立つのがトレーニングチューブ。

チューブは、肩まわり、背筋、体幹、股関節などを鍛えるのに使いやすく、特にバレーボールと相性がいいです。スパイクやサーブを強く打ちたい人はもちろんですが、「肩や腰を痛めにくい身体を作る」という意味でもおすすめです。

筋トレのためのアイテムというとハードルが高そうに感じる人もいるかもしれませんが、チューブトレーニングは比較的取り入れやすいです。負荷を調整しやすく、家の中でも使いやすいので、筋トレが苦手な人でも始めやすく続けやすいと思います。

特に、練習量が多い人、肩まわりに不安がある人、フォームが終盤になると崩れやすい人にはチューブトレーニングでインナーマッスルを鍛えると効果を実感できると思います。体幹を鍛えて、動きを安定させる土台作りとしても活用してみましょう!

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5.サーブ練習用グッズ

5.サーブ練習用グッズ

実際の試合でも唯一、1人で行うプレーであるサーブは、自主練での成果がそのままコートでのプレーに出やすいです。

サーブは試合で必ず使うプレーではありますが、実際のチーム練習ではそんなに時間を割かれないことが多いです。なので、精度や威力に差がつきやすい技術でもあり、相手を崩せるようなサーブが打てるようになると監督からの評価がかなり上がります。

ただ、1人でのサーブ練習は球拾いが大変だったり、スペースがなくて行うこと自体が難しかったりもします。そうしたときに、サーブ練習を補助するグッズがあると、便利ですし、効果的な練習を実施することができるというわけです。

とくに「フォームが安定しない」「ボールに力が伝わらない」「気持ちよくミートすることができない」という人は、確認しながら反復練習ができる環境を作ると劇的に変わります。

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6.握力・前腕トレーニンググッズ

6.握力・前腕トレーニンググッズ

オーバーハンドパスが苦手。もっとキレのあるスパイク打ちたい。という人におすすめなのが握力や前腕を鍛えるグッズです。

バレーボールは全身を使う競技ではありますが、オーバーハンドパスの飛距離を伸ばしたり、ドリブルをしないようにしたいなら握力や前腕を鍛えるのが効果的です。また、握力や前腕(手首)が強いと、体勢が崩れていてもオーバーハンドパスが安定をします。スパイクやサーブの威力も上がるので、バレーボール選手にとって握力・前腕(手首)は優先して鍛える部位と言えるでしょう。

また、この手のグッズの良さは「スキマ時間に使いやすいこと」です。通学前後や家でのちょっとしたスキマ時間に取り組むことができるので、忙しい人でも継続して取り組むことができます。

効果が出るまで、少し時間はかかりますが、日々の積み重ねが過去の自分やライバルと差をつける。という気持ちで取り組んでみて下さい。

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7.フォームローラー

7.フォームローラー

最後は、少し視点を変えてフォームローラーを紹介したいと思います。

自主練というと、当然「練習する道具」をイメージしやすいと思いますが、パフォーマンスを維持するには継続的な身体のケアも重要です。特にバレーボールはジャンプと着地の繰り返しや常に低い姿勢を維持しなければならないスポーツなので、太もも、ふくらはぎ、お尻まわりなどに疲労がたまりやすいです。

疲労が抜けないまま練習を続けると、動きが重くなったり、フォームが崩れたりしやすくなります。そうすると、モチベーションが下がってしまったり、ケガをしてしまう原因にもなりかねません。

フォームローラーであれば、扱いも簡単で自宅や日々の練習終わりにセルフケアしやすく、コンディションの調整に便利です。特に疲労を蓄積しやすい、中年のプレーヤーや、毎日部活があるような学生にはおすすめです。

上達したいときほど練習量に目が向きがちですが、続けるためには回復・リカバリーも同じくらい重要です。

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最初に買うならどれがおすすめ?

最初に買うならどれがおすすめ?

ここまで7つ紹介しましたが、全部そろえる必要はありません。むしろ最初は1つか2つで十分です。

もし最初に選ぶなら、個人的にはこの順番で考えると手堅いと思います。

まず、取り組める練習メニューが多く汎用性の高くて使いやすいものは、
・トレーニングラダー
・スマホ三脚
・マーカーコーン

次に、身体作りやケアを重視したいなら
・トレーニングチューブ
・フォームローラー

そして、課題がはっきりしている人 なら
・サーブ練習用グッズ
・握力トレーニンググッズ

というような考えかたで選ぶと良いと思います。

特に迷ったら、ラダーかスマホ三脚はかなり無難です。どちらも自主練の幅を広げやすく、継続して活用しやすいアイテムです。

自主練グッズは「すごい物」より「続けられる物」が大事

自主練グッズは「すごい物」より「続けられる物」が大事

自主練グッズを選ぶときは、「評価が高い」「値段が手頃」かどうかだけで決めないことが重要です。

レビューが良くても、自分の置かれている環境や課題感に合わなければ使わなくなります。反対に、シンプルな道具でも自分の課題に合っていて、無理なく続けられるなら十分価値があります。

自主練は、短期間で一気に伸びるためのものというより、チーム練習の質を上げるための土台作りだったり、地道に積み重ねながら成長を促すものです。だからこそ、大事なのは派手さよりも継続できるかどうか。

「家で少しでもできることを増やしたい」
「1人の時間を無駄にしたくない」
「チーム練習だけでは足りない部分を補いたい」

そう思っている人は、自分に合いそうなものから1つ取り入れてみるとよいと思います。

まとめ

バレーボールの自主練用グッズは、うまく使えば自主練の質を上げやすくなりますし、何より「今日はこれをやろう」と決めやすくなるのが大きいです。

今回紹介した中でも、特に取り入れやすいのはトレーニングラダー、スマホ三脚、マーカーコーン、トレーニングチューブあたり。家でも使いやすく、全体練習の中に取り入れることもできるアイテムなので、最初の1つとして選びやすいと思います。

逆に、すでに自主練の内容そのものに悩んでいる人は、まずは自身の課題から整理した方がいいかもしれません。どんな選手になりたいのか。どういった弱点を改善したいのか。を整理しないまま道具だけ増やしても、結局使わなくなってしまいます。

自主練のやり方から見直したい人は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。

→ バレーボールが上手くなる自主練習メニュー10選|家でできる練習も紹介

自主練は、派手なことをやるより、続けられる状態を作ることが大事です。自分に合うグッズを1つ取り入れて、少しずつ練習の質を上げていきましょう。

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