【バレーボール初心者】
「バレーボールって難しそう。初心者が始めるにはハードルの高いスポーツなんでしょ?ましてや大人になってから始めるなんて無理そう。始めてみたとしても基礎練習ばっかりになりそうで嫌だ。初心者にもバレーボールの試合を楽しむことってできるの?」
確かにバレーボールは難しいスポーツだと思われがちですよね。高いネットを越えて相手のコートにボールを返さないといけない。一度もボールを地面に付けてはいけない。ローテーションでコロコロとポジションが変わってしまう。などなど。初心者の人からするとハードルを感じたりするかもしれません。今回は、そんなハードルを感じる必要はなく、バレーボールは初心者でも楽しむことができるスポーツだということを解説していきたいと思います。
コンテンツ
■自分がやってみたいカテゴリー(種目)を選んでみよう!
■初心者が覚えるべきプレーはたったの3つ!
■初心者が試合を楽しむための心構え
今回の記事では「自分がやってみたいカテゴリー選んでみよう!」、「初心者が覚えるべききプレーはったの3つ!」、「初心者が試合を楽しむための心構え」の3つのコンテンツを解説していきます。5分で読める記事なのバレーボールに興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
■自分がやってみたいカテゴリー(種目)を選んでみよう!
■自分がやってみたいカテゴリー(種目)を選んでみよう!
バレーボールには沢山のカテゴリー(種目)があり、ルールや参加人数。競技レベルも様々です。なので、高い競技レベルでプレーしたい人から初心者や高齢者まで、自分にあったカテゴリー(種目)を選択することができます。学生の人でいきなり部活に入るのが不安なのであれば、まずは初心者が多く参加するクラブやカテゴリー(種目)から初めてみましょう。大人になってからバレーボールを始める人は興味を持てそうなカテゴリー(種目)にとりあえず挑戦してみるのもいいと思います。
■6人制バレーボール(男女)
6人制バレーボールはTVで放送されている日本代表の試合だったり、Vリーグなどで採用されている最もポピュラーな種目です。中学生や高校生がバレーボールをはじめる場合は6人制バレーボールからが基本となります。特徴は「ローテーション」。簡単に説明すると、相手がサーブを打ってきた際に得点すると、時計回りに隣の人とポジションを交代する。というルールです。いろいろなポジションをこなさなければならないことに加えて、他の種目と比較してネットも高いことから、ある程度のレベルが求められます。どちらかというと経験者や若者向けの種目ですね。
(男子)※一般男子=大人
ネットの高さ | 243㎝ |
コートの面積 | 縦:9m× 横:9m |
難易度 | ★★★★★ |
(女子)※一般女子=大人
ネットの高さ | 224㎝ |
コートの面積 | 縦:9m× 横:9m |
難易度 | ★★★★★ |
■ 6人制混合バレーボール
6人制バレーボールとルールは基本的には同じですが、混合のという名の通り男子と女子が3人づつコートに入ります。男女が一緒にプレイできるので、参加者を集めやすかったり、男子の6人制バレーボールよりもネットが低く、挑戦しやすいことから、かなり流行っています。最近では、地域の混合チームでバレーボールをはじめる高校生や大学生をよく見かけるようになりました。
(混合)
ネットの高さ | 224㎝ |
コートの面積 | 縦:9m× 横:9m |
難易度 | ★★★☆☆ |
■ 9人制バレーボール(男女)
6人制バレーボールと異なる点は、名前の通り9人対9人で対戦するということと、ローテーションがない。ということです。その他にもサーブを2回打つことができたり、ブロックの手がネットを越えてはいけない。など9人制独自のルールがいくつかありますが、細かいことは別の記事で解説したいと思います。特徴としては年代や能力にあわせて、実に幅広いクラス分けがされているということ。企業のチーム(実業団)などのトップクラスから、年齢制限のないクラブチームやシルバー・マスタークラス等の40歳以上・50歳以上の人しか出場できないクラス。25歳以上の女性しか所属できない家庭婦人(いわゆるママさんバレー)と、年齢やレベルにあわせて参加するチームを自分で選ぶことができる。ママさんバレーから始める人や40歳以上のカテゴリーから始める人も沢山います。ローテーションがないので初心者の人でも1つのポジションを練習すれば良いですし、中高年の方でも、バック(後衛)であれば、アタックを打たなくて良いので、挑戦しやすいと思います。
(男子)※一般男子=大人
ネットの高さ | 238㎝ |
コートの面積 | 縦:10.5m× 横:10.5m |
難易度 | ★★☆☆☆ |
(女子)※一般女子=大人
ネットの高さ | 215㎝ |
コートの面積 | 縦:9m× 横:9m |
難易度 | ★★☆☆☆ |
■ ソフトバレーボール
ソフトバレーボールは基本的に男子2名、女子2名の4対4で対戦する方式のバレーボールです。もともとの成り立ちが「生涯スポーツ」なので、最も中高年の方や初心者向けの種目になっています。使用するボールがゴム制で柔らかい。ネットが低くコートもバトミントンと同じ広さ。などなど、競技としてバレーボールを始めるのではなく、とりあえず楽しみたい!という人にはソフトバレーボールが最適。4人だけで1チーム作れることから、自分の仲間・友達だけで、チームを作ることもできちゃいます。経験者の人とやるのが少し怖いなら、初心者だけを集めて試合にでることだってできます。実際に多くの初心者の方がソフトバレーボールのチームを作り、バレーボールをはじめています。
(混合)
ネットの高さ | 200㎝ |
コートの面積 | 縦:6.1m× 横:6.7m |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
解説した通り、バレーボールには多くのカテゴリー(種目)があります。まずは自分がチャレンジしてみたい種目を探すところから始めてみましょう!自分で選んだカテゴリーでなら楽しくバレーボールができそうですよね。
■初心者が覚えるべきプレーはたったの3つ!
初心者が覚えるべきプレーはたったの3つ!
バレーボールでは「サーブ」「アンダーハンドパス」「オーバーハンドパス」の3つさえ覚えれば普通に試合を楽しむことができます。上手くなるために突き詰めていくと奥が深いスポーツですが、初心者はこの3つだけ身に付けておけばOKです。
【サーブ】
バレーボールはサーブからスタートします。サーブを打つことができないとゲームが始まらないので、初心者の人でもサーブの習得は必須。ただ、初心者の人が試合を楽しむためということなら、速いサーブや強いサーブはいりません。とりあえず相手のコートにボールが届けば良いです。
【アンダーハンドパス】
次に重要なのがアンダーハンドパス。アンダーハンドパスができないとボールに触っても失点やミスばかりなってしまい、プレーしていても楽しくありません。チャンスボール(ゆっくり向かってくるボールや高く上がったボールのこと)くらいはセッターの周辺に返せるようになっておきましょう。強烈なサーブや強いスパイクは上手なレシーバーやブロッカーに任せておけばいいです。上手になったら挑戦しましょう!
【オーバーハンドパス】
オーバーハンドパスができるようになってくると、味方にトスを上げたりチャンスボールをより正確にセッターに返球できたりするようになります。ここまでくると、かなりバレーボールが楽しくなってくると思います。指先でボールを扱うのは意外と難しいので、初心者の頃は柔らかいタッチなど必要ありません。指先でボールを押す感覚が身に付けば十分です。
バレーボールの花形プレーであるスパイクについてですが、初心者がバレーボールの試合を楽しむのに必ずしも必要な技術ではありません。サーブとパス(アンダーハンドパス・オーバーハンドパス)が、それなりにできるようになれば試合に参加するだけで十分楽しいです。もちろん、スパイクで得点することが醍醐味ではあるので、練習で身に付いてきたら試合で積極的に試してみましょう!
■初心者が試合を楽しむための心構え
■初心者が試合を楽しむための心構え
初心者が試合を楽しむために重要なのはプレーの精度や技術の高さではなく、心構えだと思います。以下の3つのポイントを押さえておけば、楽しくプレーをしながら上達できると思います。
・ポイント①‗ミスを恐れない
・ポイント③‗苦手意識を持たない!
・ポイント③‗声を出す!
・ポイント①‗ミスを恐れない
初心者がバレーボールの試合を楽しむためには「ミスを恐れない」とこが重要です。ミスを怖がってチャレンジすることを辞めたら上手になれません。初心者がミスをしないように安全なプレーばかりしていたら、試合で活躍することは難しいです。ミスを恐れず得点やチームを救うようなレシーブをどんどん狙っていきましょう。初心者がミスをするのは当たり前ですし、周りの経験者もちゃんとわかっています。強気のプレーで試合をエンジョイしましょう。重要なのは恐れることではなく、次に同じミスをしないためにはどうしたらいいのかを考えることです。ミスをする⇒原因を考える⇒練習する。を繰り返すことが中級者・上級者への近道です!
ポイント②‗苦手意識を持たない
初心者が苦手意識を持つのはもったいないです。よく、「サーブカットが苦手」・「二段トスをあげることができない」と言っている初心者がいますが、初心者なんだから当たり前。経験者でもサーブカットや二段トスが苦手な人はたくさんいます。納得するまで練習した後にどのプレーが苦手なのかを考えればいいです。初心者のうちは苦手意識や先入観を持たず、失敗も含めてプレーを楽しみましょう。楽しくプレーしているうちに実はサーブカットは全然苦手なプレーではなかった。なんてことがよくあります。私もバレーボールを始めたころはオーバーハンドパスが苦手だと思っていましたが、気が付いたらセッターをしていました。初心者は練習すればするほど技術を身に付けることができるので、最初に持っている苦手意識なんて意味がありません。
ポイント③‗声を出す!
最後は声を出すこと。初心者が声を出すことの効果は主に2つ。1つは「周りの選手との衝突を避けることができる」もう1つは「緊張感を和らげることができる」です。初心者の人が他の選手の位置を把握したり、動きを予想しながらプレーすることは困難です。なので、しっかりと大きな「任せろ!」「頼む!」「OK!」など、声を出してプレーすることで、周りの経験者があなたの動きを予測し、危ない時は避けてくれます。また、経験が浅く、技術的に未熟な初心者は練習試合でも遊びのゲームでも試合形式はドキドキしてしまいます。緊張を和らげる一番の方法は思い切って声を出すこと。気持ちよくプレーするためにまずは声を出してみましょう!!
まとめ‗バレーボールは初心者でも楽しめるスポーツ!
今回は、「初心者がすぐに試合を楽しむためのポイント」を解説しました。
■自分がやってみたいカテゴリーを選んでみよう!
■初心者が覚えるべきプレーはたったの3つ!
■初心者が試合を楽しむための心構え
バレーボールは突き詰めると奥の深いスポーツですが、初心者にも楽しむことができるスポーツです。自分のレベルにあったカテゴリーを選んで、必要最低限のプレーができるようになったら、すぐに試合に挑戦してみましょう!どんなスポーツでも一番楽しいのは試合。そして、楽しむことが上達の最大の秘訣です。ぜひ、本記事で解説したポイントを参考にしてみて下さい!
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