副業でWebライターをしているけど、稼げていない会社員
「最近、副業でライターをはじめたけど、月々2~3万くらいしか稼げてない。時給換算すると1,000円くらい。普通にバイトした方が稼げる気がするけど、ネット環境とPCがあればできるライターは副業として魅力的だし、もっと稼ぐことができないかな?」
そんな悩みを解決します。
■コンテンツ
・稼げていないライターの特徴とは?
・会社員が副業ライターで月10万円稼ぐ方法。
・Webライターを副業として選んだ人がやるべきこと
中堅サラリーマンのさん太郎です。記事をご覧いただき、ありがとうございます。
この記事では会社員が副業ライターとして、稼ぐための方法やWebライターで稼げるようになったら挑戦して欲しいことを紹介しています。年収アップの参考/ヒントになると思いますので、5分ほどお付き合いください。
どうして、会社員の副業としてWebライターがおすすめなのか?という記事も書いているので、参考にしてみてください。
稼げていないWebライターの特徴とは?
稼げていないWebライターの特徴とは?
まずは稼げていないWebライターの特徴を解説していきます。
「Webライターは稼げない」なんて記事や動画を目にしたりしますが、それはWebライターで稼ぐためのポイントをおさえられていないだけです。
Webライターは未経験者や特殊なスキルがない人でも、稼ぐための手順を踏み、コツコツと継続すれば、十分な収入を得られる副業です。
よくある稼げていない人の特徴は以下の3つ。
・クラウドソーシングで、低単価な案件ばかりを受注している
・ライティングの基本を無視して、自己流でライティングしてる
・1クライアントあたりの納品数が少ない
ひとつづつ、掘り下げていきます。
・クラウドソーシングで低単価な案件ばかりを受注している
1つ目の特徴はクラウドソーシングで低単価な案件ばかりを受注しているからです。ご存じの通り、多くのライターは、クラウドソーシングサービスを利用して、案件(=お仕事)を受注します。主なサイトはこんなところです。
・日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」
⇒ランサーズの次にライティング案件が豊富。迷ったら登録。
・ライティング案件数№1「ランサーズ」
⇒ライティング案件の量は業界1位です。ライターで稼ぐなら登録必須。
・サグーライティングプラチナ
⇒高単価案件に特化したサイト。
上記のクラウドソーシングサービスに登録をして、発注者(クライアント)に提案(営業)をして、案件を獲得するのですが、この「提案」がなかなか通らないからといって、低単価な案件ばかりを請け負うとマジで儲かりません。基本的に1文字1円以下の案件は請けなくていいです。
ライター未経験者で、「どうしても実績が欲しい」という人は、1文字1円以下の案件を1度だけ、請けてもいいですが、以降は1円以上の案件に提案しまくればOK。
なかには提案が通らず、心が折れてしまう人もいると思いますが、10回、20回と提案していけば、絶対に通ります。参考までですが、僕がはじめて「ランサーズ」でお仕事をもらえた時の「提案」はこんな感じです。
【提案書の例】
こんな感じでも根気よく提案をしていけば「お仕事」がもらえます。思い当たるところがある人は、まずは1文字1円の案件を受注できるようにしましょう。
・ライティングの基本を無視して、自己流でライティングしてる
個人的には基礎をおさえた後は実戦のみ!だと思っていますが、「基礎」が全くわかっていないのに実戦にチャレンジするのは辞めておいた方がいいと思います。
「基礎」をおさえておけば実際に案件をこなしていくことでスキルは上達していくと思いますが、「何が正しいのか」がわかっていない人はなかなか成長しません。闇雲に頑張ってもライティングの質は向上しないので、「基礎」くらいは勉強しておきましょう。
ただ、勉強ばかりしていても1円にもならないので、参考書を1冊読んだら、どんどん提案して、どんどん案件をこなしましょう。
僕のおすすめの参考書は以下の2冊。
スピードマスター 1時間でわかるWebライティング
webライティングの基礎を教えてくれる一冊です。難しい専門用語を使わず、初心者にも分かりやすく解説されています。webライティングの「コツ」にも触れているので最初の一冊としておすすめです。
著者 | ふくだ たみこ |
---|---|
定価 | 1,100円 |
レベル | 初心者向け |
ページ数 | 160ページ |
発売日 | 2018年11月 |
沈黙のWebライティング‐Webマーケッター ボーンの激闘
webライターとしてレベルアップしたい人に読んで欲しい本です。webに書く文章と雑誌などの紙に書く文章では書き方が違います。webライティングで稼ぐための基礎知識が学べる本だと思います。
著者 | 松尾 茂起 |
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定価 | 2,200円 |
レベル | 初心者~中級者向け |
ページ数 | 632ページ |
発売日 | 2016年11月 |
記事の質が良くなれば、クライアントからの信頼を得て、高単価案件を受注できたり、継続的に案件を任せてもらえるようになるので、収入が安定します。基礎を身に付けた後は実戦あるのみです!
・クライアントへの納品数が少ない
クライアントへの納品数が少ないことも高単価案件を請けることがでいない原因です。
あるあるなのが、複数のクライアントから案件を受注して、1クライアントあたりに納品する記事本数が少なくなってしまうパターン。このパターンはおすすめしません。クライアントは1社(者)にしぼり、特定のクライアントにたくさんの記事を納品していきましょう。
クライアントを1社(者)に絞るメリットは高単価案件を育てられることに加えて、直接契約を実現する可能性が高くなるということです。クラウドソーシングサービスは実績のない初心者が案件を請けるには最高の場なのですが、当然、仲介手数料が発生しますので、直接契約の方が大きく稼ぐことができますし、案件も安定的に受注できて、単価も上がりやすくなります。
クライアントとの直接契約にたどり着くには「信頼」と「実績」が必要です。そう言われてるとハードルが高そうですが、普通に納期を守り、ライティングの基礎をおさえた記事をコツコツと納品すればOK。意外と了承してくれます。
ただし、「信頼」と「実績」を得るまでには、それなりに記事を納品する必要があります。個人的な感覚ですが、15~20くらい記事を納品してから交渉すると了承を得やすいです。
多くの副業ライターは本業の合間をぬってライティングをしていると思います。そんな忙しいライターが月に納品できる数は限られますし、複数の案件を同時に請けると、各クライアントへの納品数が減るこに加え、納期が守れなくなったり、記事が雑になってしまいがちです。最初は特定のクライアントの案件こなして、なるはやで直接契約を交渉しましょう。
・会社員が副業ライターで月10万円稼ぐ方法。
・会社員が副業ライターで月10万円稼ぐ方法。
会社員が副業ライターで月10万円を稼ぐ方法は、以下の2つ。実際に僕も実践してみて、稼ぎを2倍近くあげることができました。
1文字あたりの単価を上げる
クラウドソーシングサービスで外注する
詳しく解説します。
1文字あたりの単価を上げる
当たり前ですが、1文字あたりの単価が高ければ高いほど、ライターは稼げます。
例えば、文字単価1円のライターが1時間で1,000文字の記事を書くとすると、
・1円×1,000文字=1,000円(=時給1,000円)
文字単価2円の人が同様の案件をこなすと、
・2円×1,000文字=2,000円(=時給2,000円)。
単価で比べると1円しか違いませんが、稼げる金額は倍違います。ライターとしての評価=文字単価と言っても過言ではありません。
文字単価をあげるためには、まず、クライアントに対して、ちゃんと「単価交渉」をすることが大事です。「単価を上げてというのは厚かましい感じがする」とか、「お金を欲しがってるみたいで恥ずかしい」なんて言う人がいますが、自分の仕事に対して、正当な評価を求めることはビジネスでは当然の話。全く厚かましくないですし、恥ずかしいことじゃないです。
前述しましたが、特定のクライアントにある程度、記事を納品したら交渉してもOK。文字単価は「10記事程度納品したら交渉」って感じですかね。意外と交渉に応じてくれます。逆にちゃんと納期を守っていて、記事の品質にも自信があるのに全く単価交渉に応じないクライアントだとしたら、新しいクライアントを求めて、新たに営業活動をはじめた方がいいかもしれません。
あと、個人的に文字単価が上がるきっかけになったのは「資格取得」でした。特に単価に影響しそうだなと思ったのが、
・SEO検定
・英検(TOEICだと600点以上)
・FP(ファイナンシャルプランナー)
このあたりです。
当然、取得難易度の高い「級」の方がインパクトありますが、初級でもOKです。持っているだけで全然違うと思います。持っている資格に関連する記事であれば単価が上がりやすくなるので、すでにもっている人はクラウドソーシングサービスの自己紹介欄や提案時に盛り込みましょう。持っていない人はとれそうなものから挑戦してみることをおすすめします。
単価交渉×資格取得で文字単価2円~3.5円くらいまではいけると思います。文字単価2円でも「月10万円」は普通に稼げます。
Webライターは、最初から効率よく、たくさん稼げる副業ではないかもしれませんが、努力を重ねて「スキル」を磨き、ライターとして成長するための行動をとっていれば、独立できるくらい稼げる副業です。
クラウドソーシングサービスを利用して外注する
クラウドソーシングを利用して外注するのも効果的です。文字単価が2円以上になったら、クライアントから受注した案件を上記で紹介したクラウドソーシングサービスに、自分の案件として外注することが可能になります。
文字単価2円の案件を受注したとしたら、文字単価1円の案件として、ランサーズやクラウドワークスに外注をします。文字単価1円の報酬を支払い記事を納品してもらい、その記事をリライトして自分のクライアントに納品。クライアントから文字単価2円分の報酬を受け取るので、単価1円分の儲けになります。
・案件を受注(自分)⇒案件を外注(別のライター)⇒記事のリライト(自分)⇒納品
初心者のうちは特定のクライアントにコツコツと納品をして、信頼と実績を積み重ねることをおすすめしますが、単価が2円以上になってきたら外注を利用して、複数のクライアントから案件を請けて同時に進行することで、大きく稼ぐことも可能です。外注であれば、記事の執筆は別のライターに任せて、文章を校正したり、内容の肉付けをするだけなので、副業ライターでも納品数をあげていくことが可能です!
外注で他のライターに仕事を依頼する際は「マニュアル」を用意して、記事の質をコントロールしましょう。ライターの質はマジでピンキリなのでわかりやすく指示をしてあげることが重要です。記事作成のマニュアルはクラウドソーシングサービスで仕事を請ける時などに良くみかけると思いますので、マネしつつ、自分の案件にあったものに改良していきましょう。
月10円万かせぐためのステップをまとめると、
1.特定のクライアントに集中して記事を納品
2.納品数が10記事を超えたら単価をあげてもらえるよう交渉
3.クライアントに直接契約への変更を打診してみる
4.単価が2円以上になってきたら、「外注」を試してみる
5.「外注」を利用して、記事の納品数をあげていく
・Webライターを副業として選んだ人がやるべきこと
Webライターという仕事で得られるものは「お金」だけではありません。文章を書くという「スキル」を蓄積できることが最大の魅力です。「スキル」は生きていくための強力な武器。そして、武器は使ってこそ価値があるのでガンガン使っていきましょう。
特にブログとSNSの運用は「文章を書くスキル」が威力を発揮します。
・ブログの運用
ブログの記事はクライアントにとって、わかりやすく可視化された、あなたの「実績」です。新規のクライアントに営業をするのにも役立ちますし、ブログから仕事を受注することもあります。もちろん、アフェリエイトやアドセンスなどで稼ぐもよしです。ブログから仕事を受注したり、ブログの運営自体で稼げるようになってきたら、相当スキルは磨かれていると思いますし、独立を検討しても良いレベルに達していると思います。
・SNSによる発信
割とブログの補完的なツールとして、利用している人が多いと思います。ブログの記事をTwitterやFBで発信をすることで、多くのクライアントにリーチさせる。って感じです。当然、知名度があがれば仕事を受注する可能性も高くなります。あと、ライター同士での情報共有や交流なんかもあるので、SNS活用は有意義だと思います。
ブログ運用やSNSによる発信は割と大変なので、まずはライターとしての実績を積み重ねて「スキルを育てる」ことを優先してOKです。ある程度、慣れてきて余裕が出てきたら挑戦してみてください。もちろん、頑張れる人はすぐにはじめちゃってもいいと思います。ブログやSNSで磨かれたスキルは、ライティングに活用できるので相乗効果を期待できます。
まとめ:Webライターはコツコツと実績を積み上げることで稼げる副業
今回の記事をまとめると、
・稼げていないwebライターには3つの特徴がある。
・副業ライターで稼ぐためには「納品数量」「交渉」「外注」がポイント。
・ライティングスキルは「ブログ」「SNS」で威力を発揮します。
Webライターは、最初からすぐに大きく稼げる副業ではないかもしれませんが、コツコツとライティングの「スキル」を磨きながら、稼ぐための行動をとっていれば、独立を目指せるくらい稼げる副業です。
もし、思ったように稼げていなくても、「スキル」を得られることは「お金」を稼ぐのと同じくらい大切なので、決して無意味ではありません。スキルは、お金を稼ぐための「武器」であり「資産」です。自分の人生を変える原動力になるので、たくさんため込みましょう。
Webライターは合わない!という人は他の副業にシフトしても全然良いと思いますが、「Webライターでもっと稼ぎたい。」という人は、記事を参考にしながら継続してみてください。Webライターは「努力」が報われる副業です。一緒に頑張っていきましょう!
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