自由な時間がなく、同じような毎日を繰り返している会社員
「自由な時間が全然なくて、仕事が終わったら帰宅して寝るだけの毎日。こんな生活が一生続くと思うと、モチベーションが下がるなぁ・・・副業や勉強、趣味など自分のためにもっと時間を使いたいけど、どうしたらいいんだろう?」
そんな悩みを解決します。
■コンテンツ
・サラリーマンの平均的な自由時間とは?
・サラリーマンが時間を作る方法
・時間は平等に与えられた「資産」です
中堅サラリーマンのさん太郎です。記事をご覧いただき、ありがとうございます。
この記事では会社員が時間を捻出する方法やおすすめしたい時間の使い方をを紹介しています。時間の有効活用やサラリーマンとしてのモチベーションアップの参考/ヒントになると思いますので、5分程お付き合いください。
・サラリーマンの平均的な自由時間とは?
・サラリーマンの平均的な自由時間とは?
世の中のサラリーマンは本当に自由な時間がないのか?を確認してみたところ、
第1位 | 90~120分 | 143人(28.6%) |
第2位 | 150~200分 | 117人(23.4%) |
第3位 | 60~90分 | 96人(19.2%) |
第4位 | 200分以上 | 82人(16.4%) |
第5位 | 60分未満 | 62人(12.4%) |
出典:マイナビ
こんな感じでした。
上記は平日に限定をした調査結果なのですが、最多はたったの90~120分とのことです。自由な時間が2時間未満という人たちが全体の60.2%と半数以上という結果。確かに「自由に使える時間がたくさんあるよ!」という人は少数派のようです。
アンケート回答者の声としては、
・残業が多く、一日の大半を職場で過ごしている
・仕事で疲れているから、自由な時間より睡眠を優先したい
・帰宅したら家事や育児がまっている
最も多かったのは「残業」が原因で自由な時間を奪われているという声でした。職種や職場環境にもよると思いますが、まだまだ残業を強いられている人が多いということですね。
コロナで「テレワーク」や「フレックス」が導入されている企業もありすが、そんなのは一部の大手だけだったりしますし、その大手でもテレワークしている人は2割以下なんて、調査結果もあります。
ちなみに平均的な月の残業時間は厚生労働省の調査によると10~11時間。民間企業による調査では25時間。ここでは詳しく解説しないですが、民間企業による調査の方が実態を反映していると思います。
なので、1ヶ月で20日出勤するとすると、1日あたり1.25時間くらいは残業をしている人が多いということですね。当然、平均値なのでもっと残業している人もいます。月の残業が80時間を超えてくると過労死のリスクが高くなると言われているので、長時間残業をしている人にはすぐに改善してほしいと思います。
結論、平日の自由な時間が2時間以下。というサラリーマンが大半であり、その要因は残業である。ということがわかりました。
・サラリーマンが時間を作る方法
・サラリーマンが時間を作る方法
自由な時間が「2時間」というのが多いのか少ないのか?は個人の価値観によると思いますが、自由な時間はあるにこしたことはないと思います。
サラリーマンにおすすめしたい自由な時間を作る方法は以下の2つ。
・月々の収入を計算しつつ、残業時間を減らす
・日々の「無駄」を無理のない範囲でやめる
・月々の収入を計算しつつ、残業時間を減らす
ちゃんと残業代が出ている人は「得られる収入」と「自由な時間」を天秤にかけて、残業時間をコントロールしましょう。僕は残業で収入を得つつ、自由な時間が欲しいので、月々の残業を15~20時間くらいでコントロールしています。
何時間もサービス残業をしていて、それが「当然」という感じなっているような会社に勤務をしている人は転職をおすすめします。おそらく、それがその会社の常識であり、個人で状況を変えることは極めて困難だと思うので。
残業を減らすために試して欲しい手段は3つ。
・業務の「ムリ」「ムダ」「ムラ」を無くす
・業務終了時刻後に予定をいれる
・素直に上司や先輩に相談してみる
業務の「ムリ」「ムダ」「ムラ」を無くす
自分の担当する業務を「ムリ」「ムダ」「ムラ」の視点から、改善できることがないかを客観的に見直してみましょう。
【ムリ】
業務内容に対して、人員(数)が少なすぎないか?スケジュールが短納期過ぎないか?自分のスキル/ポジション(立場)にちゃんとあっているか?などなど。「人員が少ないと個人への負荷」が、「スケジュールに無理があると1日あたりの業務量」が、「スキルやポジション(立場)にあっていない業務は無駄な相談や報告」が増えてしまいます。
【ムダ】
意味のない資料を作成していないか?社内調整に時間がかかり過ぎてないか?無駄な会議はないか?必要以上に会議が長くないか?などなど。ムダを省くことは業務の効率化に直結します。業務の目的に立ち返って、見直してみると意外とムダが多いことに気が付きます。
【ムラ】
マニュアル化できる仕事はないか?上司へのレポートラインはちゃんと整っているか?など。特にマニュアルを作っておくことは有効な手だと思います。他のメンバーに説明する際もスムーズですし、自身の業務も効率化されると思います。あと、上司へのレポートもどのタイミングで・誰が・誰に・どこまでを報告するか。が、きちんと決まっていないと、いちいち時間がかかるので決められてないようなら整理してみましょう。
思い当たるものがあれば、改善に取り組んでみてください。改善自体に時間がかかるかもしれませんが、結果、効率化され、残業時間を減らすことに繋がると思います。
業務終了時刻後に予定をいれる
まずは、自分が望む残業時間を踏まえた上で、日々の業務終了時刻を設定して、終了時刻後にあらかじめ予定を入れちゃいましょう。
予定を入れると業務を計画的に終わらせよう!というモチベーションが高まりますし、スケジュールに登録したり、上司に事前に伝えておけば、残業を指示され辛くなります。
予定は趣味など自分が楽しめるものでもいいと思いますが、副業や勉強などの自己投資であればなお良しだと思います。
素直に上司や先輩に相談してみる
「1」の業務効率化の際にも上司や先輩に相談する場面はあるかもしれませんが、残業が長時間発生してしまっているということを伝えてみるのも効果的。上司や先輩も忙しく、部下や後輩の状況を把握できていないことも多いです。
相談の際はできるだけ、具体的に伝えてあげることが大切。「先月の残業時間」「残業の要因」「体調やプライベートへの影響」など、上司や先輩に詳細を伝えることで、どのように改善するかの判断や手段を検討してくれると思います。
自分なりに1~3を一生懸命取り組んだけど、一向に改善されない場合は、転職を検討するのもありです。
・日々の「無駄」を無理のない範囲でやめる
僕が個人的にやめるべきだと思う「無駄」は3つ。
・意味のない飲み会
・だらだら見ているTVやYouTubeなどの動画
・スマホアプリ
意味のない飲み会
流れで何となく参加してしまっている「飲み会」や上司や先輩に誘われて仕方なく参加している「飲み会」はマジで無駄だと思っています。
サラリーマンは基本的にお昼は仕事をしているので、自由な時間は「夜」しかありません。
なので、その貴重な夜を丸々奪われる飲み会は「ほんとに行きたい時」だけ、行くようにしてください。
また、飲み会(お酒)は翌日にも響くので、相当時間を奪われることになります。
僕の場合は、こんな感じ。
時刻 | いつもの生活 | 飲み会の日 | 飲み会の翌日 |
7:00~9:00 | 副業or勉強 | 副業or勉強 | ー |
9:00~19:00 | 勤務 | 勤務 | 勤務 |
19:00~21:00 | 勤務 | 飲み会 | 帰宅+夕食 |
21:00~22:00 | 帰宅+夕食 | 帰宅or二次会 | ー |
飲み会の日は業務終了後の自分の時間が、飲み会の翌日は始業前/終了後の自分の時間が確保できなくなってしまいます。飲み会の翌日は酒量にもよりますが、だいたい二日酔いなので、業務以外なにもできないことが多いです・・・なので、飲み会に奪われてしまう時間は計6時間。これは相当です。
大好きな上司やメンバーとの久しぶりの会や自分のためになる会など、6時間もの時間を失っても行きたい飲み会だけ行くようにしています。あとは歓迎会や送別会などのイベントも大切だと思っているので参加しますが、「なんとなく」では絶対に飲み会に参加しないようにしていますね。
だらだら見ているTVやYouTubeなどの動画
だらだら「ぼーっ」とTVを眺めているのは時間がもったいないと思います。なので、家でTVやYouTubeなどの動画を見るのは夕食を食べている時とお風呂に入っているときだけと決めています。
夕食とお風呂に入っている時間は合計で、だいたい1時間くらいなので、この時間は好きな動画を見ても良いことにしていて、あまりストレスなく実践できています。
夕食やお風呂、家事など、生活するうえで必要な時間や作業をしているときに「ながら」でTVや動画を見れば時間のロスがないので、おすすめですね。
スマホアプリ
よく、電車でスマホアプリでゲームをしているサラリーマンを見かけますが、めちゃくちゃもったいない!と思ってしまいます。通勤時間はサラリーマンにとって、かなり大切な時間です。毎日決まった時間が確保されていて、長い人だと往復で2時間~3時間くらい電車の中にいるわけです。いまどき、スマホ一台あれば読書・情報収集・副業などたいていのことはできるので、この時間を有効活用しない手はありません。
暇つぶしでアプリゲームをしている人はアプリを削除することをおすすめします。通勤を生産性のある時間にする方法はいくらでもありますので、貴重な「時間」を有意義に過ごしましょう。
残業時間の短縮と無駄な時間の有効活用だけでも、かなりの自由時間を得ることができると思いますので、ぜひ試してみてください。
・時間はすべての人に平等に与えられている「資産」です
・時間は平等に与えられた「資産」です
時間は全ての人に平等に与えられている「資産」です。なので、どう時間を有効に使うかが、人生は変える大きな要素だと思います。なぜなら、時間があれば誰でも「お金を稼ぐことができる」からです。
ライターにチャレンジしてみてもいいし、せどりをやってみてもいい。英語を勉強して本業でのキャリアアップを狙ってもいいし、株を勉強して投資に挑戦してもいい。
実際に僕も前述した方法で時間を作って、ライターとして副業デビューしてみたところ、思っていた以上に自分でお金を稼ぐことができました。せどりや投資にも挑戦して人生が大きく変わった(変わっている)ことを実感しています。
やる気さえあれば、サラリーマンとして安定収入を得つつ、起業(フリーランス)を狙ったってOK。そう思うとワクワクしますよね。
僕は副業や勉強をすることをおすすめしますが、趣味に没頭してもいいと思います。サラリーマンだって自由な時間を作ることは可能ですし、自分の人生を楽しく豊かにすることができる。「時間」という資産を上手に使える人が「幸せになれる人」だと思います。
まとめ:自由な時間で人生を豊かにしましょう
今回の記事をまとめると、
・多くのサラリーマンの自由時間は1日あたり2時間以下
・無駄な業務と意味のない飲み会はサラリーマンの大敵
・時間を作り、有効活用することで人生を変えることができる
自由に過ごせる時間が少ない!と思っている人は記事で紹介した方法を試してみてください。自由に使える時間を作り出すことが人生を変えるための第一歩だと思います。
自由な時間で副業や趣味に挑戦して、サラリーマンライフをエンジョイしましょう!
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よろしくお願いします。